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世代別・性別ごとの「歯の本数」と「歯周ポケットの深さ」を比較-令和4年「歯科疾患実態調査」より

カテゴリー: 歯周病

 歯科疾患実態調査は、全国から抽出された国民を対象とした国の調査統計で、5年毎に実施されています。

 このたび日本生活習慣病予防協会は、令和4年の「歯科疾患実態調査」の結果から、世代別・性別ごとに「歯の本数」と「歯周ポケットの深さ」を取り上げ、とりまとめました。

【歯の本数】

 成人の「歯の本数」は28本あります。親知らず4本を含めた場合は32本となります。

 「現在歯」歯の全部または一部が口腔に現れている本数
 「健全歯」う蝕=虫歯あるいは歯科的処置の認められないもの
 「DMFT」1人あたりのむし歯経験歯数
 「処置歯」歯科治療において何らかの処置が施されたもの
 「未処置歯」う蝕=虫歯のこと
 「喪失歯」抜去または脱落により喪失した永久歯

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【歯周ポケットの深さ】

 「歯周ポケット」とは、歯と歯ぐきの間にできる溝のことです。

 健康な状態では深さ1〜2mm程度ですが、歯周病が進行すると深くなり、歯周病の進行度合いを示す指標となります。

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■関連情報
8020達成者は約6割!「令和6年 歯科疾患実態調査」の結果(概要)より
■参考
「令和4年歯科疾患実態調査」の結果(概要)を公表します(厚生労働省)

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