全国生活習慣病予防月間

ニュース

2022/03/22
全国生活習慣病予防月間2022講演会レポート【1】 「こころの密を育てる~スマートフォンによるAIセルフカウンセリング~」 ー講演会は継続公開中!
2022/03/22
全国生活習慣病予防月間2022講演会レポート【2】 「認知機能低下を防止する生活習慣」「新型コロナウイルスと喫煙・受動喫煙」 ー講演会は継続公開中!
2022/02/01
こころの密を育てる―ネガティブになりがちな今だから「多くの人・こと・ものとつながる」 毎年2月は『全国生活習慣病予防月間』―Web講演会公開中!
2022/01/23
1月23日は『一無、二少、三多の日』! 「一無、二少、三多」ピクトグラム公募結果と全国生活習慣病予防月間2022のご案内

全国生活習慣病予防月間2022 市民公開講演会(Web講演会)

● 公開開始

 2022年2月1日

● 視聴方法

 無料(登録不要)

第1部:講演とトークショー

【講演】「こころの密を育てる〜スマートフォンによるAIセルフカウンセリング〜」

大野 裕先生

大野 裕先生
精神科医、国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター 顧問、一般社団法人 認知行動療法研修開発センター 理事長、日本ポジティブサイコロジー医学会 理事長、他

コロナ禍で人々の三大ネガティブ感情、「不安」「うつ」「怒り」が高まっていると言われる。また、コロナ以前から、非健康的な生活習慣、例えば運動不足や朝食の欠食などによって、うつのリスクが高い状態にある人が増加している。これらの課題の解決策として期待されている認知行動変容アプローチと、そこから誕生したAIチャットボットによる「こころコンディショナー」について、認知行動療法の第一人者が解説する。
大野先生によると、そもそも人は危険回避のため、本能的に状況をネガティブに判断する傾向があるという。いったん芽生えたネガティブな気持ちを切り替えるのは容易でない。では、どうすればよいのだろうか?Part 1(収録時間10:51)では、ネガティブな気持ちを切り替える過程が実にわかりやすく解説される。
人の感情は4つに分類できるという。そのうちの1つは「喜び」だが、残りの3つは「不安」「うつ」「怒り」というネガティブな感情だ。これらのうち例えば不安とは、身に迫る危険を実際より過大評価するとともに、自分の能力や、期待できる周囲からの助力を過小評価した結果として生じるのだそうだ。このような誤認に基づき不安が募ると過剰な回避行動が繰り返されて、状況は好転しない。いわゆる破滅的思考に入り込んでしまう。Part 2(収録時間16:08)では、これを現実的思考に変えるにはどうするのかが語られる。
Part 3(収録時間14:44)では、より具体的な対策が解説されている。その1つは、大野先生が始めたICTを活用しセルフケアで認知行動変容を促す試みだ。AIチャットボットにより、うつや不安、怒りの解決の糸口を教えてくれる。しかしチャットボットがすべてを解決してくれるわけではない。実際には、「アプリを使っていたら、実際に人と話してみたくなった」との声が上がってくるという。そのようなニーズには、face-to-faceの遠隔相談機能で対応するとのことだ。


【トークショー】「コロナ禍をきっかけに自分を見つめ直し、自分らしく生きていく!」

海原 純子先生

司会 海原 純子 先生
心療内科医・産業医、日本医科大学 特任教授、ジャズ歌手、エッセイスト

コロナ禍でのストレスが怒りの感情となって、職場や家庭の人間関係に影響し、悩みをかかえている方が多い。人間関係の距離の取り方が難しくなり、家庭では距離が短く、会社では距離は離れて、今までは見なくてよかったものが見えてくる。その距離感をいかにコントロールしていくのか?コロナ禍をきっかけに自分を見つめ直し、自分らしく生きていく。
Special Talkの話題
コロナ禍でうっ憤が溜っている方が増えている・・/怒りとらわれたとき、どうすれば抜け出せる・・/意外と若い方に悩みが多い・・/デジタルツールを上手に活用するには・・/朝の行動習慣は役に立ちそうですね・・/最近アルコールの量が増えたという方が多い・・/自分の嫌なことをしっかり見て、解決する姿勢が・・/こころコンディショナーを効果的に使うには・・/心を整えるスキルはどのように・・/結果が重視され、自己肯定感が低下する・・(収録時間21:39)

第2部:トピックス講演

【講演1】「認知機能低下を防止する生活習慣がわかってきた!」

海原 純子先生

河盛 隆造 先生
順天堂大学名 誉教授、順天堂大学大学院スポートロジーセンター センター長

スポーツを「健康にいかに役立てるか」という視点で研究する学問「スポートロジー」を推進する河盛先生。
Part 1(収録時間13:36)では、非肥満者のメタボリックシンドロームや、若年者のサルコペニアやフレイルの存在の報告など、医学の専門的な範囲にとどまらず、社会的にも大きなインパクトのあるスポートロジー研究の成果が紹介される。そして今の日本が抱える喫緊の課題「認知症の防止」にも、スポートロジーへの期待が集まっているという。
Part 2(収録時間14:50)では、高齢者1,600人以上を対象とした「Bunkyo Health Study」の成果が紹介される。研究では、認知症の有病率は、非肥満/非サルコペニアでは1.6%なのに対して、肥満では2.6%、サルコペニアではなんと7.6%であり、さらに肥満でありながら筋肉量が少ない状態、つまりサルコペニア肥満では実に14.5%に上る。認知症予防戦略の確立は道半ばだ。しかし、既に明らかにされた事実も少なくない。今、何を実践すべきなのだろうか?


【講演2】「新型コロナウイルスと喫煙・受動喫煙—いま求められる喫煙対策—」

海原 純子先生

村松 弘康 先生
中央内科クリニック 院長、武蔵野大学 客員教授、東京慈恵会医科大学 講師

現在世界中でまん延している新型コロナウイルス感染症と喫煙および受動喫煙の因果関係は、様々な科学的データが集積されてきた。解析が終了した結果から、いま求められる喫煙対策を解説する。タバコは、なぜ新型コロナをなぜ重症化させるのか。 電子タバコなら安心なのだろうか。さらに、現在世界の関心がもっとも高まっているのはブレークスルー感染とタバコの関係はどうなのだろうか。タバコに関する矛盾(スモーカーズパラドックス)の話題が否定されたエピソードなども紹介。(収録時間15:49)

全国生活習慣病予防月間2022 協賛

全国生活習慣病予防月間2022 共催・後援・日本生活習慣病予防協会賛助会員

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