日本生活習慣病予防協会 JPALD
生活習慣病とその予防
主な生活習慣病
生活習慣病の調査・統計
喫煙の調査・統計

世代別・性別ごとの「喫煙率」「毎日の喫煙本数」を比較-令和4年(2022)「国民生活基礎調査」の概況より(厚生労働省)

カテゴリー: 喫煙

 厚生労働省は、3年ごとに「国民生活基礎調査」を行っています。
 このたび日本生活習慣病予防協会は、令和4年(2022)の「国民生活基礎調査」の結果から、世代別・性別ごとに「喫煙の有無」と「毎日の喫煙本数」を算出しました。

 本調査により、男性が女性よりも毎日の喫煙本数(21本以上の割合)が多いことが判明しました。

喫煙の有無

 下記表では、喫煙の有無について示しています。項目は、「毎日吸っている」「時々吸う日がある」「以前は吸っていたが1カ月以上吸っていない」「吸わない(非喫煙)」「不詳」となっています。

 このうち「吸わない(非喫煙)」の回答を除いた中で、回答が多かったものを黄色で示しています。

【男性】 001_0731.jpg(※画像をクリックすると拡大表示されます)

【女性】 002_0731.jpg(※画像をクリックすると拡大表示されます)

毎日の喫煙本数

 次に、毎日の喫煙本数を下記の表に示しました。特に人数の多かった分布を緑色で表示しています。

【男性】 statistics_003_0729.jpg(※画像をクリックすると拡大表示されます)

・「毎日10本以下」で最も多い割合は、[80~84歳]となった。
・「毎日11~20本」で最も多い割合は、[55~59歳]となった。
・「毎日21~30本」で最も多い割合は、[55~59歳]となった。
・「毎日31本以上」で最も多い割合は、[85歳以上]となった。

【女性】 statistics_004_0729.jpg(※画像をクリックすると拡大表示されます)

・「毎日10本以下」で最も多い割合は、[20~24歳]となった。
・「毎日11~20本」で最も多い割合は、[45~49歳]となった。
・「毎日21~30本」で最も多い割合は、[50~54歳]となった。
・「毎日31本以上」で最も多い割合は、[35~39歳]となった。

■関連情報
習慣的に喫煙している人は、15.7%(男性25.6%、女性6.9%)-令和5年(2023)「国民健康・栄養調査」の結果より(2024年12月02日公開)

■参考
令和4年(2022)「国民生活基礎調査の概況」(厚生労働省)

関連する調査・統計

生活習慣で見る ▶ 喫煙

2025年07月31日
世代別・性別ごとの「喫煙率」「毎日の喫煙本数」を比較-令和4年(2022)「国民生活基礎調査」の概況より(厚生労働省)
2024年12月02日
習慣的に喫煙している人は、15.7%(男性25.6%、女性6.9%) 厚生労働省 令和5年(2023)「国民健康・栄養調査」の結果より
2024年09月06日
習慣的に喫煙している人は、14.8%(男性24.8%、女性6.2%) 厚生労働省 令和4年(2022)「国民健康・栄養調査」の結果より
2023年07月12日
日本人の自覚症状のトップは男女とも腰痛。高血圧、糖尿病、脂質異常症での通院が上昇! ~国民の健康、介護、貯蓄に関する「令和4年国民生活基礎調査」(厚労省)~
2023年06月01日
健康日本21で日本人はどのくらい健康になった?
~第二次最終報告書と年次推移を図解~
Part 2 喫煙、食生活、飲酒、運動、睡眠、心の健康など「一無、二少、三多」関連項目の目標達成率