2024年11月01日
心疾患で治療を受けている総患者数は、305万人 令和2年(2020) 「患者調査の概況」より
カテゴリー: 心筋梗塞 狭心症 患者調査(厚生労働省)
厚生労働省が3年ごとに実施している「患者調査」の令和2年(2021)調査(確定数)によると、心疾患(高血圧性のものを除く)で治療を受けている総患者数(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は、305万人(男性176万3,000人、女性129万2,000人)となっています。
主な内訳は下記となっています。- 狭心症 85万6,000人(男性52万2,000人、女性33万4,000人)
- 急性心筋梗塞 75,000人(男性56,000人、女性19,000人)
- 陳旧性心筋梗塞 21万9,000人(男性17万9,000人、女性4万1,000人)
- その他の虚血性心疾患 12万人(男性5万5,000人、女性6万5,000人)
- 慢性リウマチ性心疾患 1万8,000人(男性7,000人、1万2,000人)
- 慢性非リウマチ性心内膜疾患 13万3,000人
(男性6万7,000人、女性6万6,000人) - 心筋症 7万4千人(男性4万8千人、女性2万6,000人)
- 不整脈及び伝導障害 96万2千人(男性54万2,000人、女性41万9,000人)
- 心不全 55万人(男性26万3,000人、28万8,000人)
■関連情報
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析
※令和2年(2020)より患者調査の総患者数の推計方法の見直しが行われました。「平均診療間隔」の算定上限が外来の再来患者の前回診療日から調査日までの日数が98日(14週)として算出(=99日以上を除く、従来は31日以上を除外)されたことで、最近の長期処方の実態に沿った推計となっています。なお、次回の調査は令和5年(2023)に行われました。
●情報ソース:令和2年(2020) 「患者調査の概況」(厚生労働省)