2020年12月14日
肥満、やせ、食塩摂取量の高い人でも食習慣を「改善するつもりはない」という人が4人に1人 令和1年(2019)「国民健康・栄養調査」より
カテゴリー: 国民健康・栄養調査(厚生労働省) 身体活動・運動不足 食生活
厚生労働省の令和1年(2019)「国民健康・栄養調査」の食習慣の改善に関わる調査結果は以下となっています。
- BMI の状況別、食習慣改善の意思について、男女ともに BMI が普通及び肥満の人では、 「関心はあるが改善するつもりはない」と回答した人の割合が最も高く、やせの人では、「食習慣に問題はないため改善する必要はない」と回答した人の割合が最も高い。
- 食塩摂取量の状況別、食習慣改善の意思について、男女ともに1日の食塩摂取量が8g未満の人であっても、8g以上の人であっても、「関心はあるが改善するつもりはない」と回答した人の割合が最も高い。
- 健康な食習慣の妨げとなる点は、「特にない」と回答した人の割合が 35.3%と最も高く、次いで「仕事(家事・育児等)が忙しくて時間がないこと」と回答した人の割合が 27.5%、「面倒くさいこと」と回答した人の割合は 25.3%だった。
- 食習慣改善の意思別にみると、「改善することに関心がない」人、「関心はあるが改善するつもりはない」人及び「既に改善に取り組んでいる」人は「特にない」と回答した人の割合が最も 高く、「改善するつもりである(概ね6ヶ月以内)」人及び「近いうちに(概ね1ヶ月以内)改善するつもりである」人は「仕事(家事・育児等)が忙しくて時間がないこと」と回答した人の割合が最も高い。
●情報ソース:令和1年(2019)「国民健康・栄養調査」の結果