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日常生活で運動習慣がある男性は35.9%、女性28.6% 平成29年(2017)「国民健康・栄養調査」

カテゴリー: 国民健康・栄養調査(厚生労働省) 身体活動・運動不足

厚生労働省の平成29年(2017)「国民健康・栄養調査」による「身体活動・運動に関する状況」および「四肢の筋肉量の状況」は以下となっている。

  • 日常生活で運動習慣がある男性は35.9%、女性は28.6%であり、この10年間でみると、男女とも有意な増減はみなれない。
  • 平均歩数は男性 6,846歩、女性5,864歩。20〜64歳の歩数は男性7,636歩、女性6,657歩。65歳以上では、男性5,597歩、女性4,726歩である。
  • 60 歳以上の骨格筋指数*の平均値は、男性 7.7 kg/m2、女性 6.5 kg/m2 であり、男女とも年齢が 高いほど有意に減少している。低栄養傾向の者(BMI≦20 kg/m2)における骨格筋指数の平均値は、男性 6.7 kg/m2、女 性 6.1 kg/m2であり、男性の 75 歳以上では 65〜74 歳よりも有意に低いのに対し、女性では有意 な差はみられない。
  • 骨格筋指数の平均値は、男女ともたんぱく質摂取量が多い者ほど有意に高い。同様に、男女 とも肉体労働をしている時間が長い者ほど有意に高い。 たんぱく質摂取量及び肉体労働をしている時間別に骨格筋指数の平均値をみると、たんぱく質摂取量が多く、肉体労働をしている時間が長い者ほど有意に高い。
*骨格筋指数(四肢の筋肉量、skeletal muscle mass index:SMI):四肢除脂肪量[kg]/(身長[m])2 で算出

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