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喫煙者は18.3%で減少傾向 平成28年 国民健康・栄養調査

カテゴリー: 患者数 数字・検査値 国民健康・栄養調査(厚生労働省) 喫煙

厚生労働省の平成28年「国民健康・栄養調査」の要点は以下のとおりです。

現在習慣的に喫煙している者の割合は18.3%であり、男女別にみると男性30.2%、女性8.2%である。この10 年間でみると、いずれも有意に減少している。年齢階級別にみると、30〜50 歳 男性では他の年代よりもその割合が高く、約4割が現在習慣的に喫煙している。

禁煙意思

現在習慣的に喫煙している者のうち、たばこをやめたいと思う者の割合は27.7%であり、男女別にみると男性25.4%、女性35.0%である。平成19 年以降でみると、男性では平成22 年まで増加傾向がみられ、その後有意に減少している。女性でも同様の推移であるが、有意な増減はみられない。

受動喫煙

自分以外の人が吸っていたたばこの煙を吸う機会(受動喫煙)を有する者(現在喫煙者除く)の割合について場所別にみると、「飲食店」では42.2%と4割を超えて最も高く、次いで「遊技場」では34.4%、「職場」では30.9%、「路上」では30.5%といずれも3割を超えている。

●情報ソース:平成28年「国民健康・栄養調査」の結果(厚生労働省)

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