日本生活習慣病予防協会 JPALD
生活習慣病とその予防
主な生活習慣病
生活習慣病の調査・統計
糖尿病の調査・統計

糖尿病あるいはその予備群と推定される人は約2,210万人 厚生労働省「平成19年 国民健康・栄養調査の概要」より

カテゴリー: 糖尿病 患者数 国民健康・栄養調査(厚生労働省)

 厚生労働省発表の「平成19年 国民健康・栄養調査の概要」によると、「糖尿病が強く疑われる人」は約890万人、「糖尿病の可能性が否定できない人」は約1,320万人で、合計すると約2,210万人でした。平成18年の調査から、「糖尿病が強く疑われる人」は約70万人、「糖尿病の可能性が否定できない人」は約270万人増加しています。

 糖尿病が強く疑われる人の治療状況について、「現在治療を受けている」と回答した人の割合は、20歳以上の人で55.7%でした。平成14年の調査(51.9%)に比べ増加していました。しかし、約4割の人が「ほとんど治療を受けたことがない」と回答しています。

 また、糖尿病の検査後に「異常あり」と言われた人のうち、保健指導等を受けた人は約8割で、「生活習慣を改めた」と回答した人は約9割という結果でした。

 糖尿病に関する知識については、「正しい食生活と運動習慣は、糖尿病の予防に効果がある」と回答した人は約9割、「糖尿病は失明の原因になる」と回答した人は約8割と高い正答率でした。

●詳しくは、厚生労働省のホームページへ→トップページ記事掲載ページ

関連する調査・統計

疾患で見る ▶ 糖尿病

2025年01月06日
糖尿病で治療を受けている総患者数は、552万3,000人  令和5年(2023)「患者調査の概況」より
2024年12月02日
糖尿病が強く疑われる人は、男性16.8%、女性8.9% 令和5年(2023) 「国民健康・栄養調査」の結果より
2024年12月02日
肥満の人は、男性31.5%、女性21.1%。やせの人は、男性4.4%、女性12.0%(20歳代女性20.2%) 令和5年(2023)「国民健康・栄養調査」の結果より
2024年10月16日
特定健診(40~74歳)受診者約3,017万人のうち、メタボリックシンドローム該当者は16.6%(男性13.3%、女性3.2%)、予備群該当者は、12.3%(男性 9.7%、女性2.6%)  令和4年(2022)「特定健康診査・特定保健指導の実施状況」の結果より
2024年10月15日
メタボリックシンドロームが強く疑われる人は、男性 4.3%、女性11.3%。予備群の人は、男性 4.3%、女性11.3% 令和1年(2019)「国民健康・栄養調査」の結果より

調査項目で見る ▶ 患者数

2025年01月06日
糖尿病で治療を受けている総患者数は、552万3,000人  令和5年(2023)「患者調査の概況」より
2025年01月06日
高血圧性疾患で治療を受けている総患者数は、1,609万2,000人 令和5年(2023) 「患者調査の概況」より
2025年01月06日
脂質異常症で治療を受けている総患者数は、401万人 令和5年(2023) 「患者調査の概況」より
2025年01月06日
慢性腎臓病(CKD)の治療を受けている総患者数は、62万9,000人 令和5年(2023) 「患者調査の概況」より
2025年01月06日
心疾患で治療を受けている総患者数は、358万1,000人 令和5年(2023) 「患者調査の概況」より

情報源で見る ▶ 国民健康・栄養調査(厚生労働省)

2024年12月02日
日本人成人で十分睡眠がとれている人は74.9%。4人に1人は慢性的な不眠 令和5年(2023)「国民健康・栄養調査」の結果より
2024年12月02日
歩数の平均値は、男性6,628歩、女性5,659歩。有意に減少 令和5年(2023)「国民健康・栄養調査」の結果より
2024年12月02日
運動習慣のある人は、男性で36.2%、女性で28.6%。男性30歳代、女性20歳代が最も低い 令和5年(2023)「国民健康・栄養調査」の結果より
2024年12月02日
「友人」「知人」との共食頻度が「年に1回程度」以上と回答した人は、それぞれ 19.0%、65.2%
2024年12月02日
食生活改善の意思は、「改善するつもりはない」が最も多く、次いで「関心がない」 令和5年(2023)「国民健康・栄養調査」の結果