日本生活習慣病予防協会 JPALD
生活習慣病とその予防
主な生活習慣病
生活習慣病の調査・統計
糖尿病の調査・統計

透析導入における原疾患の42.9%は糖尿病 日本透析医学会「わが国の慢性透析療法の現況(2006年末現在)」より

カテゴリー: 糖尿病

 日本透析医学会が毎年実施している統計調査「わが国の慢性透析療法の現況」によると、2006年末現在、国内の透析人口は、26万4,473人で、前年(2005年)末より6,708人増加しました。

 この1年で新たに透析を始めた患者さんの原疾患をみると、糖尿病腎症が最も多く1万4,968人で、全体の42.9%を占めています。第2位は慢性糸球体腎炎で8,914人(25.6%)です。第3位は不明で3,454人(9.9%)。そして第4位が、高血圧と深く関わる腎硬化症で、3,262人(9.4%)となっています。

 糖尿病腎症による新たな透析患者数は、前年(2005年)より618人少なくなりましたが、透析人口全体でみた場合には8万543人(32.3%)となり、始めて8万人を超えました。

●詳しくは、日本透析医学会のホームページへ→トップページ記事掲載ページ

関連する調査・統計

疾患で見る ▶ 糖尿病

2025年01月06日
糖尿病で治療を受けている総患者数は、552万3,000人  令和5年(2023)「患者調査の概況」より
2024年12月02日
糖尿病が強く疑われる人は、男性16.8%、女性8.9% 令和5年(2023) 「国民健康・栄養調査」の結果より
2024年12月02日
肥満の人は、男性31.5%、女性21.1%。やせの人は、男性4.4%、女性12.0%(20歳代女性20.2%) 令和5年(2023)「国民健康・栄養調査」の結果より
2024年10月16日
特定健診(40~74歳)受診者約3,017万人のうち、メタボリックシンドローム該当者は16.6%(男性13.3%、女性3.2%)、予備群該当者は、12.3%(男性 9.7%、女性2.6%)  令和4年(2022)「特定健康診査・特定保健指導の実施状況」の結果より
2024年10月15日
メタボリックシンドロームが強く疑われる人は、男性 4.3%、女性11.3%。予備群の人は、男性 4.3%、女性11.3% 令和1年(2019)「国民健康・栄養調査」の結果より