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大腸がん検診で、大腸がんによる死亡率が7割低下 厚生労働省研究班による「多目的コホート研究(JPHC)」より

カテゴリー: 大腸がん

 厚生労働省研究班が、1990年から2003年まで続けた「多目的コホート研究(JPHC)」では、過去1年間に大腸がん検診を受診したことがあると答えたグループでは、ないと答えたグループに比べて大腸がんによる死亡率が約7割低下するという結果がでました。

 また、大腸がん検診を受診したグループは、その他の原因による死亡率も低下しており、「大腸がん検診を受診するような人は、そうでない人より健康意識も高く、より健康的な生活習慣を持つ人が多いため、そのような影響で大腸がんのみならず死亡率全体が低下したものと推察される」としています。

●詳しくは、厚生労働省研究班「多目的コホート研究(JPHC)」へ→トップページ記事掲載ページ

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