日本生活習慣病予防協会 JPALD
生活習慣病とその予防
主な生活習慣病
生活習慣病の調査・統計
肺がんの調査・統計

喫煙者率、男性は年々減少。女性は増加が続く 厚生労働省「平成16年 国民健康・栄養調査の概要」より

カテゴリー: 肺がん

 厚生労働省の「平成16年 国民健康・栄養調査の概要」によると、現在、習慣的に喫煙している人の割合は、男性43.3パーセント、女性12.0パーセントでした。男性の喫煙者率は、年々わずかずつ減少していますが、女性では反対に年々わずかずつ上昇してきています。

 性別・年齢層別にみると、男性で喫煙者率が最も高いのは30歳代の57.3パーセントで、続いて20代と40代がほぼ5割、女性は20代と30代がともに18.0パーセントでトップで、40代と50代がともに13.7パーセントとなっています。

 また、男性については、喫煙と歯の状態の関係も調査されおり、それにより、たばこを吸ったことがない人、以前吸っていた人、現在も吸っている人の順に、残っている歯の本数が少なく、かつ、「なんでも噛んで食べる」と答えた人も、同じ順に少ないという関係がみられます。なお、女性については喫煙者数自体が少ないため、このデータはありません。

●詳しくは、厚生労働省のホームページへ→トップページ記事掲載ページ

関連する調査・統計

疾患で見る ▶ 肺がん

2025年01月06日
呼吸器系がんで治療を受けている総患者数は、33万3,000人 令和5年(2023) 「患者調査の概況」より
2024年11月25日
がんの部位別罹患率では、男女とも第2位が大腸がん、第3位は肺がん
2024年11月22日
呼吸器系がんの年間医療費は、5,931億円 令和4年度(2022)「国民医療費の概況」より
2024年11月22日
呼吸器系がんによる年間死亡者数は、7万6,663人 令和4年(2022)「人口動態統計(確定数)の概況」より
2024年11月22日
呼吸器系がんで治療を受けている総患者数は、32万8,000人 令和2年(2020) 「患者調査の概況」より