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透析人口全体に占める原疾患別患者数で、糖尿病腎症が初めて3割を超す 日本透析医学会「わが国の慢性透析療法の現況(2004年12月31日現在)」より

カテゴリー: 糖尿病

 日本透析医学会が毎年実施している統計調査「わが国の慢性透析療法の現況」によると、2004年12月31日現在の国内の透析人口は、24万8,166人で、前年末より1万456人(4.4%)増加しました。

 この1年間で新たに透析を始めた患者さんの原疾患をみると、糖尿病腎症が最も多く1万3,920人で、全体の41.3%を占めています。第2位は慢性糸球体腎炎で9,466人(28.1%)です。近年では毎年、糖尿病腎症が増加、慢性糸球体腎炎が減少という傾向が定着しました。

 また、新規導入だけでなく透析人口全体でみた場合は、慢性糸球体腎炎が10万6,458人(全体の45.1%)と1位を占めますが、糖尿病腎症も7万1,394人(30.2%)と、調査開始以来初めて3割を超えました。

●詳しくは、日本透析医学会のホームページへ→トップページ記事掲載ページ

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