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歯科保健をテーマに、受療状況などを調査 厚生省「平成11年 保健福祉動向調査の概況」より

カテゴリー: 歯周病

 厚生省が毎回テーマを変えて実施している「保健福祉動向調査」の平成11年調査のテーマは「歯科保健」でした。この調査結果のおもな項目を取り上げてみます。

 まず「歯の状態」について、歯が‘ほとんどそろっている’人は 74.2パーセントです。44歳以前までは9割以上の人が‘ほとんどそろっている’に該当しますが、加齢とともにその割合は低下し、45〜54歳で 81.8パーセント、55〜64歳は 62.5パーセント、65〜74歳は 36.2パーセント、75〜84歳は15.4パーセント、85歳以上は 7.6パーセントとなっています。

 歯みがきの習慣についての調査では、95.4パーセントと大多数の人が‘毎日歯をみがく’と答えています。歯みがきのタイミング(複数回答)については、男性が‘朝起きたとき’と‘夜寝る前’がともに 46.9パーセントと多く、女性は‘夜寝る前’60.1パーセント、‘朝食後’55.6パーセントとなっています。

 このほか、歯や口の中に悩みや気になるひとがある人は69.6パーセント、歯や歯茎の健康に注意している人は 78.0パーセント、歯間ブラシや糸ようじなどの歯間部清掃器具を使用している人は 24.4パーセント、最近1年間に歯科診療を受けたことがある人は 35.1パーセント、といった結果が明かにされています。

●詳しくは、厚生労働省のホームページへ→トップページ記事掲載ページ

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