日本生活習慣病予防協会 JPALD
生活習慣病とその予防
主な生活習慣病
ニュース

日本生活習慣病予防協会の運営体制変更のご案内

キーワード: 協会・賛助会員関連ニュース

 一般社団法人日本生活習慣病予防協会は、昨今の社会情勢に鑑み、令和6(2024)年6月30日をもって一般社団法人を解散し、新しい運営体制で生活習慣病予防啓発活動を継続することと致しましたので、ご報告申し上げます。

 わが国は戦後「成人病」対策に取り組んで参りました。しかし、その多くは個人の不適切な生活習慣が発症・悪化に関与することから、1996年に「成人病」に変わる新しい疾病概念として「生活習慣病」に変更されました。そこで私たちは、その疾病予防活動を目的に2000年に生活習慣病予防協会を立ち上げ、本年で24年目となります。

pictgram_200.png この間、毎年2月の「全国生活習慣病予防月間」活動とともに、わかりやすい健康習慣を示す当協会のスローガン『一無、二少、三多』(無煙・禁煙、少食・少酒、多動・多休・多接)は、多くの自治体や企業・健保組合、医療関連施設、学校教育現場などで、認知を獲得し、国民の皆様の健康増進に寄与してまいりました。とくに、『一無、二少、三多』ピクトグラム公開後は、ポスターやリーフレットなどの啓発資材のご利用が急激に拡大しております。

 当協会は、これまでの公共的な責任を伴う活動を今後も継続するために、日本医療・健康情報研究所が、一般社団法人の名称と事業を継承し、新しい運営体制にて、『一無、二少、三多』ならびに生活習慣病予防の啓発活動を継続いたします。

 一般社団法人日本生活習慣病予防協会へのこれまでのご支援・ご厚情に改めて、心より御礼申し上げますとともに、今後の「日本生活習慣病予防協会」を引き続き、ご支援賜りますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

   2024年 6月 吉日

一般社団法人日本生活習慣病予防協会 理事長
宮崎 滋

日本生活習慣病予防協会 代表
和田 高士

日本生活習慣病予防協会の新・運営組織

(敬称略、五十音順)

代 表
 和田 高士 日本医療・健康情報研究所 所長
顧 問
 池田 義雄 日本生活習慣病予防協会 設立時 代表理事
 市田 公美 東京薬科大学 名誉教授
 海原 純子 昭和女子大学客員教授、心療内科医・産業医
 金子希代子 帝京大学 名誉教授
 蒲池 桂子 女子栄養大学 栄養クリニック 教授
 河盛 隆造 順天堂大学 名誉教授
 小林隆太郎 日本歯科大学東京短期大学 学長
 齊藤 郁夫 慶應義塾大学 名誉教授
 田中喜代次 筑波大学 名誉教授
 樋口 進  国立病院機構 久里浜医療センター 名誉院長
 宮崎 滋  結核予防会理事・総合健診推進センター長
 村松 弘康 中央内科クリニック 院長
 横田 邦信 東京慈恵会医科大学 客員教授
 吉田 博  東京慈恵会医科大学附属柏病院 院長・教授
 吉田 智  横浜市立大学 客員講師
日本生活習慣病予防協会と日本医療・健康情報研究所について
■一般社団法人日本生活習慣病予防協会の事務局は、日本医療・健康情報研究所(運営法人 株式会社創新社)が運営しております。一般社団法人を解散後、当研究所が「日本生活習慣病予防協会」の名称および事業を継続して、『一無、二少、三多』ならびに生活習慣病予防の啓発活動を継続します。
■日本医療・健康情報研究所は、糖尿病ネットワーク糖尿病リソースガイド/糖尿病・内分泌プラクティスWeb保健指導リソースガイドや、その他の健康情報サイトの運営を行っております。
会 員
 本協会の目的と活動にご理解いただき、下記の企業・団体・個人に会員企業としてご支援いただいております。


一無、二少、三多と日本生活習慣病予防協会のあゆみ

(敬称略、所属は当時)

1991年 『一無、二少、三多』の誕生
 当協会創設者の池田 義雄は、糖尿病の患者の自己管理生活の指導法として『一無、二少、三多』を提唱しました1。池田は「正しい自己管理は、医療側の適切な指導が患者にやる気を起こさせ、ともに糖尿病と取り組むという姿勢を培うものでなければならない。『一無、二少、三多』という覚えやすい日常生活の仕方を生活指導にぜひ活用され、糖尿病を有し、かつ一病息災、あるいは二病・三病息災が可能となるようはかられることを望みたい」と語っています。
 1池田義雄:自己管理. 別冊プラクテイス. pp119-128. 医歯薬出版,東京,1991

 一無、二少、三多とは
 一無、二少、三多』が、今まさに求められている
2000年 日本生活習慣病予防協会の誕生
 わが国は戦後「成人病」対策に取り組んで参りました。しかし、その多くは個人の不適切な生活習慣が発症・悪化に関与することから、1996年に「成人病」に変わる新しい疾病概念として「生活習慣病」に変更されました。
 そこで、生活習慣病の疾病予防活動を目的に2000年に生活習慣病予防協会を立ち上げ、その目標として、健康標語『一無、二少、三多』の普及啓発を目指しました。

■日本生活習慣病予防協会設立時役員
代表理事 池田 義雄 タニタ体重科学研究所 所長、前東京慈恵会医科大学 教授
  理事 井上 修二 共立女子大学教授、日本肥満学会 理事長
     田村 泰敏 日本糖尿病協会関東甲信越連絡協議会 会長
     中村 治雄 三越厚生事業団 常務理事、前防衛医科大学 教授
     和田 高士 東京慈恵会医科大学健康医学センター長
  監事 村瀬 敏郎 虎ノ門病院分 院長、財団法人沖中記念成人病研究所 所長
2001年 日本生活習慣病予防協会ホームページ開設
 生活習慣病予防講演会を全国9か所で開催(2001~2002) 
2002年 事務局を株式会社創新社に移行
 日本生活習慣病予防協会ホームページリニューアル 
2003年 「おいしく元気に生活習慣病講座コンテンツ」掲載
 45テーマの解説を掲載、現在の「生活習慣病とその解説」に発展しました。
2005年
 理事就任 猿田 亨男 慶応義塾大学 名誉教授
2008年 メタボリックシンドローム撲滅委員会協賛企画掲載
 理事就任 河盛 隆造 順天堂大学内科学代謝内分泌学 教授
      二宮 泰夫 NPO法人日本食品機能研究会
2010年
 参事就任 多田 紀夫 東京慈恵会医科大学 栄養内科学 教授
      横田 邦信 東京慈恵会医科大学 教授 ※2021年理事
      村松 弘康 中央内科クリニック 院長 ※2021年理事
2011年 「全国生活習慣病予防月間」開始
 厚生労働省の「生活習慣病予防週間」(2月第1週、2008年終了)を踏まえて、日本生活習慣病予防協会はこのコンセプトを継承する形で、厚生労働省にも報告し、「全国生活習慣病予防月間」を主催することにしました。これにより、『一無、二少、三多の日(1月23日)』を起点とした「全国生活習慣病予防月間」への展開のしくみが成立しました。
 また、各年度のテーマとして、『一無、二少、三多』の6つのスローガン「無煙・禁煙」「少食」「少酒」「多動」「多休」「多接」を順に取り上げることとなりました。

■シンボルマークの策定
logo110.png健康で躍動感のある"人"をモチーフとし、それぞれ健康習慣である"一無二少三多"に対応しており、一無=無煙(禁煙)、二少=少食・少酒、三多=多動・多休・多接を実践し、すべての国民が健康長寿となるよう願いをこめて策定しました。


 監事就任 宮崎 滋 東京逓信病院副院長・内科部長

 全国生活習慣病予防月間
2012年 一般社団法人日本生活習慣病予防協会の誕生
 2011年スタートしていた全国生活習慣病予防月間をさらに推進するため、本協会の運営上の公平公益性を高める必要があり、一般社団法人を取得しました。
2013年
 理事就任 細谷 龍男 東京慈恵会医科大学腎臓病病態治療学 教授
2016年 『一無、二少、三多の日』記念日登録
『一無、二少、三多』の1-2-3より、1月23日を『一無、二少、三多の日』と定め、2016年8月、一般社団法人日本記念日協会に申請し、記念日として登録されました。
2017年
 理事就任 海原 純子 日本医科大学特任 教授 ※専務理事
      吉田 智  横浜市立大学 助教 ※常務理事
 監事就任 金子希代子 帝京大学 薬学部 臨床分析学教授
 参事就任 蒲池 桂子 女子栄養大学 栄養クリニック 教授 ※2021年理事
 顧問就任 古田 榮敬 公益財団法人がん集学的治療研究財団 前事務局長
      蒲原 聖可 DHC特別研究顧問
2018年 新理事長就任
 理事長就任 宮崎 滋 結核予防会理事・総合健診推進センター長
 参事就任  小林隆太郎 日本歯科大学 口腔外科教授 ※2021年理事
2019年 全国生活習慣病予防月間のシンボルマークの策定
JPALD_logo110.png日本生活習慣病予防協会のロゴマークに「一無、二少、三多で生活習慣病を予防!」と協会名を癒合した新しいロゴマークが誕生しました。



 参事就任 市田 公美 東京薬科大学病態生理学教室 教授 ※2021年理事
      吉田 博  東京慈恵会医科大学柏病院副院長・教授 ※2021年理事
      田中喜代次 筑波大学名誉教授 ※2021年理事
2021年
 理事就任 齊藤 郁夫 慶応義塾大学 名誉教授
      樋口 進  国立病院機構 久里浜医療センター 院長
2022年『一無、二少、三多』のピクトグラムの策定
ichimu_nisho_santa2.png2021年11月、『一無、二少、三多』の6つの健康習慣をより具体的なイメージで伝えるために、ピクトグラムを一般公募により作成。同時に当協会ホームページ掲載『一無、二少、三多』の解説、ポスター・リーフレットを改訂しました。



 生活習慣病予防お役たちツール
2023年『一無、二少、三多』英語版誕生
"Quit ONE Habit, Reduce Serving Sizes of TWO, Enhance THREE Activities"公開

 『一無、二少、三多』英語版
2024年4月 1日 日本生活習慣病予防協会 新・運営組織設立
2024年6月30日 一般社団法人日本生活習慣病予防協会 解散
■一般社団法人 日本生活習慣病予防協会 解散時役員・賛助会員
 理事長  宮崎 滋  結核予防会理事・総合健診推進センター長
 副理事長 和田 高士 日本医療・健康情報研究所 所長
 常務理事 吉田 博  東京慈恵会医科大学附属柏病院 院長・教授
 専務理事 吉田 智  横浜市立大学 客員講師
 理事   市田 公美 東京薬科大学 名誉教授
      蒲池 桂子 女子栄養大学 栄養クリニック 教授
      河盛 隆造 順天堂大学 名誉教授
      小林隆太郎 日本歯科大学東京短期大学 学長
      齊藤 郁夫 慶應義塾大学 名誉教授
      田中喜代次 筑波大学 名誉教授
      樋口 進  国立病院機構 久里浜医療センター 名誉院長
      村松 弘康 中央内科クリニック 院長
      横田 邦信 東京慈恵会医科大学 客員教授
      吉田 智  横浜市立大学 客員講師
 監事   金子希代子 帝京大学 名誉教授
      永島 貴弘 会社役員
 顧問   蒲原 聖可 人間総合科学大学 教授・神奈川歯科大学 特任教授
 名誉会長 池田 義雄 日本生活習慣病予防協会 設立時 代表理事
 名誉会員 井上 修二 桐生大学 前学長

 賛助会員 大塚製薬株式会社
      カリフォルニア くるみ協会
      キッコーマン株式会社
      株式会社現代けんこう出版
      サラヤ株式会社
      大正製薬株式会社
      株式会社タニタ
      株式会社ファンデリー
      松谷化学工業株式会社
      一般社団法人マナラボプラス(MPラーニング)
      株式会社宮本製作所
      株式会社明治
      森永乳業株式会社
      リボン食品株式会社

日本生活習慣病予防協会事務局
〒105-0003
東京都港区西新橋2-8-11 第7東洋海事ビル8階
株式会社 創新社内

電話:03-5521-2881 
※お問合せはメールでお願い致します。

[mhlab]

関連トピック

 ▶ 協会・賛助会員関連ニュース

2024年07月18日
運動不足による疾患リスクを抱えている人が世界に18億人 WHO報告 ~無理な目標は立てずに、まずは歩くことからはじめよう!(『一無、二少、三多』-多動より)
2024年07月16日
アルコールと薬物の使用による世界の死亡者数が年間300万人超 WHO報告 ~お酒は少量をたしなみ、ほどほどに(『一無、二少、三多』ー少酒より)~
2024年07月02日
7月28日は「世界肝炎デー」~『一無、二少、三多』で"生活習慣病肝炎"を予防しよう!~
2024年06月28日
日本生活習慣病予防協会の運営体制変更のご案内
2024年05月28日
5月31日は「世界禁煙デー」 ~今年のテーマは「タバコ産業の干渉から若者を守ること」~
市民公開講演会参加者募集中!
明治PA3
新着ニュース

トピックス&オピニオン

Dr.純子のメディカルサロン こころがきれいになる医学
保健指導リソースガイド
国際糖尿病支援基金
糖尿病ネットワーク 患者さん・医療スタッフのための糖尿病の総合情報サイト
糖尿病リソースガイド 医師・医療スタッフ向け糖尿病関連製品の情報サイト
日本健康運動研究所 健康づくりに役立つ情報満載。運動理論から基礎、応用を詳細に解説
日本くすり教育研究所 小・中学校で「くすり教育」を担う指導者をサポート