2008年12月25日
糖尿病あるいはその予備群と推定される人は約2,210万人 厚生労働省「平成19年 国民健康・栄養調査の概要」より
カテゴリー: 糖尿病 患者数 国民健康・栄養調査(厚生労働省)
厚生労働省発表の「平成19年 国民健康・栄養調査の概要」によると、「糖尿病が強く疑われる人」は約890万人、「糖尿病の可能性が否定できない人」は約1,320万人で、合計すると約2,210万人でした。平成18年の調査から、「糖尿病が強く疑われる人」は約70万人、「糖尿病の可能性が否定できない人」は約270万人増加しています。 糖尿病が強く疑われる人の治療状況について、「現在治療を受けている」と回答した人の割合は、20歳以上の人で55.7%でした。平成14年の調査(51.9%)に比べ増加していました。しかし、約4割の人が「ほとんど治療を受けたことがない」と回答しています。 また、糖尿病の検査後に「異常あり」と言われた人のうち、保健指導等を受けた人は約8割で、「生活習慣を改めた」と回答した人は約9割という結果でした。 糖尿病に関する知識については、「正しい食生活と運動習慣は、糖尿病の予防に効果がある」と回答した人は約9割、「糖尿病は失明の原因になる」と回答した人は約8割と高い正答率でした。 ●詳しくは、厚生労働省のホームページへ→トップページ/記事掲載ページ