1999年05月10日
空腹時血糖値126mg/dL 以上または 75グラム糖負荷2時間値 200mg/dL 以上を‘糖尿病型’と判定 日本糖尿病学会「糖尿病の新しい病型分類と診断基準」を発表
カテゴリー: 糖尿病
日本糖尿病学会は、糖尿病の新しい病形分類と診断基準を発表しました。糖尿病を1型と2型、および、その他の型に分類し、これに妊娠糖尿病(妊娠中に初めて発症・発見されたもの)を加えて4タイプに分類しています。2型糖尿病は生活習慣病としての糖尿病です。診断基準については、随時血糖値 200mg/dL 以上の場合、早朝空腹時血糖値126mg/dL 以上の場合、75グラム糖負荷2時間値 200mg/dL 以上の場合に‘糖尿病型’と判定されるようになりました。なお、75グラム糖負試験で‘正常型’と判定されるのは、糖負荷前110mg/dL 未満で、かつ、糖負荷2時間値140mg/dL のときです。正常型でも糖尿病型でもない場合は‘境界型’と判定されます。
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