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80歳で歯が20本以上ある人が、初めて20%超に 厚生省「平成17年 歯科疾患実態調査の概況」より

カテゴリー: 歯周病

 厚生省労働省が6年ごとに実施している「歯科疾患実態調査」の平成17年調査によると、自分の歯が20本以上ある人の割合が、40歳以上のすべての年齢層で増加したことがわかりました。また、80〜84歳で20本以上歯をもっている人が21.1パーセントと、初めて20パーセントを超えました。

 歯周病の状態について、深さが4ミリメートル以上の歯周ポケットがある人の割合で評価した結果をみると、54歳以下ではその割合が減少傾向にあり、55〜64歳では横ばい、65歳以上では増加傾向がみられました。ただしこれは、高齢者層で自分の歯を持っている人が増えたことが理由で、見掛け上、歯周病の患者さんの割合が増えた可能性もあります(歯が抜けてしまったあとには、歯周病のある歯としてカウントされなくなります)。

 また、歯磨きについては、1日1回磨く人の割合が低下し、その分、1日2〜3回磨く人が増えていることがわかりました。

●詳しくは、厚生労働省のホームページへ→トップページ記事掲載ページ

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