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ロコモティブシンドローム/サルコペニア/フレイルの調査・統計

フレイルの有病率は、65歳以上の高齢者全体の約10%

カテゴリー: ロコモティブシンドローム/サルコペニア/フレイル 患者数 その他の情報源

 我が国のフレイルの有病率は65歳以上の高齢者全体の10%前後とされる1)
 地域在宅高齢者5,104名 (平均年齢71.7歳、 女性51.6%)を対象とした歩行速度低下の有無と要介護状態発生に関する分析2)では、フレイルの有病率は11.5%(予備群、32.8%)と報告されている。
 また、「全国高齢者パネル調査」のデータを用いて、無作為に選定された2,206名(65歳以上)を訪問調査した全国調査3)では、フレイルの有病率は8.7%(予備群、40.8%)と報告されている。

■関連情報
フレイル診療ガイド(日本サルコペニア・フレイル学会)
日本人高齢者全体のフレイル割合は8.7%(東京都健康長寿医療センター)

1)フレイル診療ガイド(日本サルコペニア・フレイル学会)
2)Shimada H, Suzuki T, et al: J Am Med Dir Assoc, 14(7): 518-524,2013.
3) Murayama H, et al. Archives of Gerontology and Geriatrics,91,104220,2020

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