2024年11月25日
大腸がんで治療を受けている総患者数は、48万8,000人 令和2年(2020) 「患者調査の概況」より
カテゴリー: 大腸がん 患者数 患者調査(厚生労働省)
厚生労働省が3年ごとに実施している「患者調査」の令和2年(2021)調査(確定数)によると、悪性新生物(「がん」)で治療を受けている総患者数は、365万6,000人(男性 180万6,000人、女性185万1,000人)となりました。
このうち、大腸がん(「結腸の悪性新生物」「直腸S状結腸移行部及び直腸の悪性新生物」)で治療を受けている総患者数は、48万8,000人(男性 27万8,000人、女性21万人)となっています。
内訳は下記となっています。
- 結腸の悪性新生物 119万9千人(男性654万人、女性546万人)
- 直腸S状結腸移行部及び直腸の悪性新生物(男性11万5,000人、女性8万6,000人)
■関連情報
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析
※令和2年(2020)より患者調査の総患者数の推計方法の見直しが行われました。「平均診療間隔」の算定上限が外来の再来患者の前回診療日から調査日までの日数が98日(14週)として算出(=99日以上を除く、従来は31日以上を除外)されたことで、最近の長期処方の実態に沿った推計となっています。なお、次回の調査は令和5年(2023)に行われました。
●情報ソース:令和2年(2020) 「患者調査の概況」(厚生労働省)