日本生活習慣病予防協会 JPALD
生活習慣病とその予防
主な生活習慣病
生活習慣病の調査・統計
患者数の調査・統計

最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析

カテゴリー: 高血圧 脂質異常症(高脂血症) 糖尿病 CKD(慢性腎臓病) 肥満症/メタボリックシンドローム 動脈硬化 心筋梗塞 狭心症 脳梗塞 脳出血 脂肪肝/NAFLD/NASH アルコール性肝炎 COPD(慢性閉塞性肺疾患) 肺がん 大腸がん ロコモティブシンドローム/サルコペニア/フレイル 歯周病 患者数 骨粗鬆症 患者調査(厚生労働省)

 「令和2年(2020)患者調査(確定数)」が厚生労働省より2022年6月に公表されています。患者調査は3年ごとに実施されており、令和2年は、全国の医療施設のうち、病院6,284施設、一般診療所5,868施設、歯科診療所1,277施設を利用した入院・外来患者約211万人、退院患者約104万人が対象となりました。
 令和2年の調査については、総患者数の推計方法の見直しが行われました。その結果、例えば、高血圧性疾患の総患者数は、前回(「平成29年(2017)患者調査(確定数)」と同様に患者数は最多ではあるものの、約993万人から約1,503万人と約500万人増加しています。
 当協会では、今回の患者調査と前回までの患者調査の患者数は、単純比較はできないため、「令和2年(2020)患者調査」の結果の総患者数について、調査に用いられた人口動態統計より有病率を算出し、国民の健康状態について独自に分析を行いました。

患者調査と令和2年(2020)の患者推計の見直し

 患者調査は、平成5(1993)年から、再来患者の「平均診療間隔」を用いた「総患者数」が推計・公表されています。「総患者数」とは、調査日現在において、継続的に医療を受けている者(調査日には医療施設を受療していない者も含む)を推計したものです。

 「総患者数」の推計に使用している「平均診療間隔」の算定にあたっては、集計開始当時の研究結果を踏まえ、外来の再来患者の前回診療日から調査日までの日数が31日以上のものを除外していました。しかし、近年の疾病構造の変化や保険診療における薬剤投与期間(長期処方)にかかわる見直し、医療技術の向上などにより、診療状況に変化が生じていることから、令和3(2021)年2月に「厚生労働統計の整備に関する検討会」の下に設置した「患者調査における「平均診療間隔」及び「総患者数」の算出方法等の見直しに関するワーキンググループ」において見直しが行われ、「平均診療間隔」の算定上限を外来の再来患者の前回診療日から調査日までの日数が98日(14週)として算出(=99日以上を除く)することになりました。

■総患者数の推計計算方法■

  総患者数 = 推計入院患者数 + 推計初診外来患者数
  +(推計再来外来患者数 × 平均診療間隔*1 × 調整係数(6/7)*2)

Sfig000.png *1:平均診療間隔とは、外来の再来患者の前回診療日から調査日までの間隔の平均
*2:調整係数とは、平日の調査(患者調査)による再来患者数を1週間の平均再来患者数に調整する係数。6/7 は1週間のうち1日が休診という診療状況を想定したもの

※平成29年まで:前回診療日から調査日までの日数が31日以上のものを除外
 令和2年以降:前回診療日から調査日までの日数が99日以上のものを除外

 なお、厚生労働省では、新たな推計方法による「総患者数」は、令和2(2020)年調査の確定数から公表することとし、平成29(2017)年以前の公表結果についての遡及改定は行わないとしています。ただし、参考として、過去3回調査分(平成23、26、29(2011、2014、2017)年)の傷病大分類別の「平均診療間隔」及び「総患者数」、並びに「前回診療日からの診療間隔日数階級別の再来外来患者数」等が以下のサイトで公表されています。

 患者調査における「平均診療間隔」および「総患者数」算出方法等の見直し

最新患者調査でみる主な傷病の国民の有病率

 当協会の分析は「令和2年(2020)患者調査(確定数)」の統計データ(「政府統計の総合窓口e-Stat」)を用い、有病率を算出しています。

●令和2年患者調査の統計データ
・「総患者数、性・年齢階級(5歳)x傷病分類別」 表36
・「総患者数、性・年齢階級(5歳)× 傷病小分類別」 表37
・「受療率の算出に用いた人口」表5-1(2020年10月人口動態統計)

 上記の統計データはこちら「政府統計の総合窓口e-Stat」

主な傷病の総患者数

 主な傷病の総患者数より、患者数の多い傷病を上位順に別表1に示しています。

 別表1 主な傷病の総患者数

 別表1より、患者数が100万人を超えた主な傷病について、患者数の上位順にグラフで示しました(図1)。

fig01.PNG *歯科関連疾患は「う蝕」「歯肉炎及び歯周疾患」「歯の補てつ」を合計したものです。**骨折は「頚部,胸部及び骨盤の骨折(脊椎を含む)」「大腿骨の骨折」「その他四肢の骨折」を合計したものです。男女別の総患者数は別表1を参照してください。

 前回「平成29年(2017)患者調査」では、総患者数が100万人を超えた主な傷病は、「高血圧症」9,937千人、「歯科関連疾患」8,133千人〔歯肉炎及び歯周疾患(3,983千人)、う蝕(1,907千人)、歯の補てつ(2,243千人)〕、「2型糖尿病」2,324千人、「脂質異常症」2,205千人、「悪性新生物<腫瘍>」1,782千人、「心疾患(高血圧性のものを除く)」1,732千人、「気分[感情]障害(躁うつ病を含む)」1,276千人、「喘息」1,117千人、「脳血管疾患」1,115千人、「緑内障」1,077千人などで、今回と前回の調査の上位傷病の10位までは、順位の変動が多少あるものの、同じ傷病という結果でした。

 一方、総患者数推計計算方法の見直しにより、「骨粗しょう症」(前回629千人⇒今回1,359千人)や「アトピー性皮膚炎」(前回513千人⇒1,253千人)、「神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害」(前回833千人⇒今回1,243千人)、「睡眠障害」(前回571千人⇒今回1,160千人)などが100万人を超えることとなり、今回の調査は実態に近づいた結果となりました。

主な傷病の有病率

 今回の分析では、総患者数と人口動態統計から有病率(患者数/人口)を算出しました。別表2は主な傷病の有病率を示しています。疾患年齢区分を4区分(「20歳未満」「20~64歳」「65~74歳」「75歳以上」)に分けました。

 別表2 主な傷病の有病率

 各年齢別の有病率の特徴をグラフ(図2~5)に示します。

 総患者数が最多を占める高血圧疾患の有病率は11.92%、75歳以上では34.97%、20歳以下では0.04%となります。有病率が高く総患者数が多い傷病は、ほぼ高齢者に多い傷病の順位と同じであることがわかります。

 また、歯科関連の傷病は全世代で上位にランクされており、睡眠障害やメンタルヘルス関連の疾患も全世代にわたって一定数みられます。一方、20歳未満(図5)に着目すると、喘息とアトピー性皮膚炎というアレルギー疾患が、他の世代に比べて多いことが特徴と言えます。これらのアレルギー疾患は加齢とともに減少する傾向にあり、それにかわり、高血圧、2型糖尿病、脂質異常症といった、いわゆる生活習慣病が加齢に伴い増えてくる状況がわかります。

fig02.PNG fig03.PNG fig04.PNG fig05.PNG *歯科関連疾患は「う蝕」「歯肉炎及び歯周疾患」「歯の補てつ」を合計したものです。**骨折は「頚部,胸部及び骨盤の骨折(脊椎を含む)」「大腿骨の骨折」「その他四肢の骨折」を合計したものです。

主な傷病の男女別有病率の比較

 主な傷病の男女別の有病率より、男女比較を別表3に示しています。

 別表3 主な傷病の男女別有病率の比較

 別表3より、男性に対して女性に多い傷病を表1に、男性に多い疾患を表2に示します。本表は、例えば、表1の「骨粗しょう症」は女性が男性より15.13倍高いということを示しています。女性特有の疾患(子宮内膜症など)は除外しています。

Stfig006r.png Stfig007r.png

 骨粗しょう症が男性より女性に多い理由の一つとして、最大骨量が男性に比べて少ないことが挙げられます。最大骨量とは、一生の中での骨量のピークのことです。一般的に20歳前後で最大骨量に到達し、そのあとは男性・女性ともに加齢に従い徐々に骨量が低下し、さらに女性では閉経とともに急激に低下します。

 高齢期に入ってから骨粗しょう症にならないためには、20歳前後までに、より高い最大骨量を獲得しておくことが重要です。最近の若年女性の過剰なダイエットの風潮は、この点で非常に問題であり、将来的には現在以上に骨粗しょう症の有病率の性差が広がるのではないかと懸念されます。

 骨粗しょう症によって生じる骨折は、若い時の外傷などによる骨折と異なり、治癒までに長期間を要します。特に大腿部頚部骨折(足の付け根の部分の骨折)が起きると寝たきりを余儀なくされ、そのまま要介護となったり、生命予後(寿命)にも影響が生じてきます。

 鉄欠乏性貧血については、毎月の月経(生理)の影響が大きいと考えられますが、それだけでなく、過剰なダイエット志向がこの点にも影響を及ぼしている可能性も否定できません。

 一方、男性に多い疾患の痛風、アルコール性肝疾患、アルコール使用障害はいずれもアルコールの飲みすぎが深く関与しており、痛風に関してはメタボとの強い関連があります。また、性差の大きい疾患の第4位に挙げられている慢性閉塞性肺疾患については、その原因の大部分がたばこ(喫煙)です。つまり、男性に多い病気とは、生活習慣の乱れ、不健康な生活習慣が関連していると言えそうです。

まとめ:生活習慣病予防の観点から

 不健康な生活習慣による生活習慣病の発症・進行は今回の有病率の年齢別推移や性別の差異からもみてとれます。性差でも取り上げたアルコール(飲酒)を取り上げてみましょう。

 アルコールは成人になってはじめて身体に入るものです。したがって、20歳未満群でのアルコール関連疾患の有病率は0%以下です。過剰な飲酒を継続することで、20~64歳群でアルコール性肝疾患やアルコール使用による精神及び行動の障害は増加し、どの年齢群よりも有病率は高値です。肝臓障害が進行すると肝硬変に進展します。肝硬変の有病率は65~74歳群でピークとなります。75歳以上がピークとならないのは、75歳前後での死亡によるためです。

 一般に女性に比べ男性の飲酒量は多く、過剰な飲酒は慢性膵炎を引き起こします。男性の慢性膵炎の有病率(対女性)は、20~64歳群では1.2倍、65~74歳では2.45倍、75歳以上では4.6倍と差が徐々に開いていきます。

 不健康な生活習慣の身体への害は、たとえ、ひとつひとつは多大でなくても時間の経過によって蓄積していきます。生活習慣病の重症化には不健康の度合いとその時間的影響が強く関連することが、今回の患者調査からもよくわかります。

 今回の厚生労働省からの患者調査報告は、従来の手法と異なるため、過去の報告との比較ができません。しかし、以前と比べより妥当性のある手法での調査結果であることも事実です。日本の疾病全体像を把握し、解析することで、今後の日本の医療はどうあるべきかの指針が得られるのではないでしょうか。

一般社団法人 日本生活習慣病予防協会

関連する調査・統計

疾患で見る ▶ 肺がん

2023年07月12日
日本人の自覚症状のトップは男女とも腰痛。高血圧、糖尿病、脂質異常症での通院が上昇! ~国民の健康、介護、貯蓄に関する「令和4年国民生活基礎調査」(厚労省)~
2023年01月05日
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析
2020年12月10日
通院者数の上位は、男性は高血圧症、糖尿病、歯の病気。女性は高血圧症、脂質異常症、目の病気 令和1年(2019)「国民生活基礎調査」より
2019年11月27日
気管、気管支及び肺の悪性新生物の年間医療費は
5,249億円 平成29年度(2017) 「国民医療費の概況」より
2019年10月31日
気管、気管支及び肺の悪性新生物の年間医療費は
5,161億円 平成28年度(2016) 「国民医療費の概況」より

疾患で見る ▶ COPD(慢性閉塞性肺疾患)

2023年01月05日
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析
2020年12月10日
通院者数の上位は、男性は高血圧症、糖尿病、歯の病気。女性は高血圧症、脂質異常症、目の病気 令和1年(2019)「国民生活基礎調査」より
2019年11月27日
慢性閉塞性肺疾患(COPD)による年間医療費は
1,447億円 平成29年度(2017)「国民医療費の概況」より
2019年10月30日
慢性閉塞性肺疾患(COPD)による死亡数は年間1万8,523人 平成29年(2017) 「人口動態統計(確定数) の概況」より
2019年10月30日
慢性閉塞性肺疾患(COPD)による年間医療費は1,467億円 平成28年度(2016)「国民医療費の概況」より

疾患で見る ▶ 糖尿病

2024年10月16日
特定健診(40~74歳)を受診した約3,017万人のうち、メタボリックシンドローム該当者は16.6%、予備群は12.3%  令和4年(2022)「特定健康診査・特定保健指導の実施状況」の結果より
2024年10月10日
糖尿病による死亡数は年間1万5,917人  令和4年(2022)「人口動態統計(確定数)の概況」より
2024年10月10日
糖尿病の年間医療費は1兆1,994億円  令和3年度(2021) 「国民医療費の概況」より
2024年10月10日
糖尿病が強く疑われる者は男性18.1%、女性9.1% 令和4年(2022) 「国民健康・栄養調査」の結果より
2024年09月06日
肥満の人は、男性 31.7%、女性21.0%。やせの人は、男性 4.3%、女性11.3%(20 歳代女性19.1%) 令和4年(2022)「国民健康・栄養調査」の結果より

疾患で見る ▶ 歯周病

2023年07月21日
8020達成者が2人に1人、その一方で歯周病の人も2人に1人 ~厚労省「歯科疾患実態調査」~
2023年07月12日
日本人の自覚症状のトップは男女とも腰痛。高血圧、糖尿病、脂質異常症での通院が上昇! ~国民の健康、介護、貯蓄に関する「令和4年国民生活基礎調査」(厚労省)~
2023年01月05日
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析
2020年12月10日
通院者数の上位は、男性は高血圧症、糖尿病、歯の病気。女性は高血圧症、脂質異常症、目の病気 令和1年(2019)「国民生活基礎調査」より
2019年11月27日
歯科診療の年間医療費は2兆9,003億円 平成29年(2017)「国民医療費の概況」より

疾患で見る ▶ 脳梗塞

2023年06月01日
健康日本21で日本人はどのくらい健康になった?
~第二次最終報告書と年次推移を図解~
Part 1 メタボリックシンドローム、糖尿病、脳・心血管疾患の目標達成率
2023年01月05日
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析
2020年12月10日
通院者数の上位は、男性は高血圧症、糖尿病、歯の病気。女性は高血圧症、脂質異常症、目の病気 令和1年(2019)「国民生活基礎調査」より
2019年11月27日
脳血管疾患の年間医療費は1兆8,085億円 
平成29年度(2017)「国民医療費の概況」より
2019年10月29日
脳血管疾患の総患者数は111万5,000人 平成29年(2017)「患者調査の概況」より

疾患で見る ▶ 脳出血

2024年09月06日
収縮期(最高)血圧の平均値は、男性131.4mmHg、女性125.5mmHg。140mmHg 以上は、男性28.9%、女性21.1% 令和4年(2022)「国民健康・栄養調査」の結果より
2024年09月06日
食塩摂取量の平均値は、9.7g (男性10.5g、女性9.0g) 令和4年(2022)「国民健康・栄養調査」の結果より
2023年06月01日
健康日本21で日本人はどのくらい健康になった?
~第二次最終報告書と年次推移を図解~
Part 1 メタボリックシンドローム、糖尿病、脳・心血管疾患の目標達成率
2023年01月05日
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析
2020年12月10日
通院者数の上位は、男性は高血圧症、糖尿病、歯の病気。女性は高血圧症、脂質異常症、目の病気 令和1年(2019)「国民生活基礎調査」より

疾患で見る ▶ 心筋梗塞

2023年06月01日
健康日本21で日本人はどのくらい健康になった?
~第二次最終報告書と年次推移を図解~
Part 1 メタボリックシンドローム、糖尿病、脳・心血管疾患の目標達成率
2023年01月05日
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析
2020年12月10日
通院者数の上位は、男性は高血圧症、糖尿病、歯の病気。女性は高血圧症、脂質異常症、目の病気 令和1年(2019)「国民生活基礎調査」より
2019年11月27日
虚血性心疾患の年間医療費は7,499億円 平成29年度(2017)度「国民医療費の概況」より
2019年10月27日
心疾患による死亡数は年間20万4,837人 平成29年(2017) 「人口動態統計(確定数)の概況」より

疾患で見る ▶ 大腸がん

2023年07月12日
日本人の自覚症状のトップは男女とも腰痛。高血圧、糖尿病、脂質異常症での通院が上昇! ~国民の健康、介護、貯蓄に関する「令和4年国民生活基礎調査」(厚労省)~
2023年01月05日
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析
2020年12月10日
通院者数の上位は、男性は高血圧症、糖尿病、歯の病気。女性は高血圧症、脂質異常症、目の病気 令和1年(2019)「国民生活基礎調査」より
2019年11月27日
結腸及び直腸の悪性新生物の年間医療費は5,827億円 平成29年度(2017) 「国民医療費の概況」
2019年10月31日
結腸及び直腸の悪性新生物の年間医療費は5,738億円 平成28年度(2016) 「国民医療費の概況」

疾患で見る ▶ アルコール性肝炎

2023年01月05日
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析
2020年12月10日
通院者数の上位は、男性は高血圧症、糖尿病、歯の病気。女性は高血圧症、脂質異常症、目の病気 令和1年(2019)「国民生活基礎調査」より
2017年09月22日
生活習慣病リスクを高める量を飲酒している男性は14.6%、女性9.1% 平成28年 国民健康・栄養調査
2017年01月26日
生活習慣病リスクが高い飲酒をしている者の割合は、男性13.9%、女性8.1% 平成27年 国民健康・栄養調査
2015年12月15日
生活習慣病リスクが高い飲酒をしている者の割合は、男性15.8%、女性8.8% 平成26年 国民健康・栄養調査

疾患で見る ▶ 脂質異常症(高脂血症)

2024年10月16日
特定健診(40~74歳)を受診した約3,017万人のうち、メタボリックシンドローム該当者は16.6%、予備群は12.3%  令和4年(2022)「特定健康診査・特定保健指導の実施状況」の結果より
2024年10月10日
脂質異常症の総患者数は401万 令和2年(2020) 「患者調査の概況」より
2024年09月06日
総コレステロール値が240mg/dL以上は、男性13.4%、女性24.8%。non-HDLコレステロール平均値は、男性142.7 mg/dL、女性145.9 mg/dL 令和4年(2022)「国民健康・栄養調査」の結果より
2023年07月12日
日本人の自覚症状のトップは男女とも腰痛。高血圧、糖尿病、脂質異常症での通院が上昇! ~国民の健康、介護、貯蓄に関する「令和4年国民生活基礎調査」(厚労省)~
2023年06月01日
健康日本21で日本人はどのくらい健康になった?
~第二次最終報告書と年次推移を図解~
Part 1 メタボリックシンドローム、糖尿病、脳・心血管疾患の目標達成率

疾患で見る ▶ 高血圧

2024年10月16日
特定健診(40~74歳)を受診した約3,017万人のうち、メタボリックシンドローム該当者は16.6%、予備群は12.3%  令和4年(2022)「特定健康診査・特定保健指導の実施状況」の結果より
2024年10月10日
高血圧性疾患の年間医療費は1兆7,021億円 令和3年度(2021) 「国民医療費の概況」より
2024年10月10日
高血圧性疾患による死亡数は年間11,665人 令和4年(2022)「人口動態統計(確定数)の概況」より
2024年10月10日
高血圧性疾患の総患者数は1,511万1,000人 令和2年(2020) 「患者調査の概況」より
2024年09月06日
収縮期(最高)血圧の平均値は、男性131.4mmHg、女性125.5mmHg。140mmHg 以上は、男性28.9%、女性21.1% 令和4年(2022)「国民健康・栄養調査」の結果より

疾患で見る ▶ 肥満症/メタボリックシンドローム

2024年10月16日
特定健診(40~74歳)を受診した約3,017万人のうち、メタボリックシンドローム該当者は16.6%、予備群は12.3%  令和4年(2022)「特定健康診査・特定保健指導の実施状況」の結果より
2024年09月06日
肥満の人は、男性 31.7%、女性21.0%。やせの人は、男性 4.3%、女性11.3%(20 歳代女性19.1%) 令和4年(2022)「国民健康・栄養調査」の結果より
2023年06月01日
健康日本21で日本人はどのくらい健康になった?
~第二次最終報告書と年次推移を図解~
Part 1 メタボリックシンドローム、糖尿病、脳・心血管疾患の目標達成率
2023年01月05日
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析
2020年12月14日
「糖尿病が強く疑われる人」の割合は男性 19.7%、女性 10.8% 令和1年(2019)「国民健康・栄養調査」より

疾患で見る ▶ CKD(慢性腎臓病)

2024年10月11日
透析患者数は34万7,474人(2022年)。最も多い原疾患は糖尿病性腎症(39.5%)。 日本透析医学会「わが国の慢性透析療法の現況(2022年末)」より
2023年01月05日
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析
2020年12月10日
通院者数の上位は、男性は高血圧症、糖尿病、歯の病気。女性は高血圧症、脂質異常症、目の病気 令和1年(2019)「国民生活基礎調査」より
2019年10月26日
透析患者数は33万4,505人 日本透析医学会「わが国の慢性透析療法の現況(2017年末)」より
2017年01月26日
収縮期血圧の平均値は、男性133.8mmHg、女性127.2mmHg 平成27年 国民健康・栄養調査

疾患で見る ▶ 動脈硬化

2024年10月10日
脂質異常症の総患者数は401万 令和2年(2020) 「患者調査の概況」より
2023年01月05日
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析
2020年12月10日
通院者数の上位は、男性は高血圧症、糖尿病、歯の病気。女性は高血圧症、脂質異常症、目の病気 令和1年(2019)「国民生活基礎調査」より
2012年06月07日
生活習慣病による年間死亡数は3,600万人、2030年には5,500万人に 2012年世界保健統計(WHO)

疾患で見る ▶ 狭心症

2023年06月01日
健康日本21で日本人はどのくらい健康になった?
~第二次最終報告書と年次推移を図解~
Part 1 メタボリックシンドローム、糖尿病、脳・心血管疾患の目標達成率
2023年01月05日
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析
2020年12月10日
通院者数の上位は、男性は高血圧症、糖尿病、歯の病気。女性は高血圧症、脂質異常症、目の病気 令和1年(2019)「国民生活基礎調査」より
2019年11月27日
虚血性心疾患の年間医療費は7,499億円 平成29年度(2017)度「国民医療費の概況」より
2016年10月13日
虚血性心疾患の年間医療費は7,430億円 平成26年度 国民医療費の概況

疾患で見る ▶ 脂肪肝/NAFLD/NASH

2023年01月05日
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析
2020年12月10日
通院者数の上位は、男性は高血圧症、糖尿病、歯の病気。女性は高血圧症、脂質異常症、目の病気 令和1年(2019)「国民生活基礎調査」より
2017年01月26日
生活習慣病リスクが高い飲酒をしている者の割合は、男性13.9%、女性8.1% 平成27年 国民健康・栄養調査
2015年12月15日
生活習慣病リスクが高い飲酒をしている者の割合は、男性15.8%、女性8.8% 平成26年 国民健康・栄養調査
2015年04月14日
肥満の割合は、女性よりも男性が高く、特に40歳代が最も高い 平成25年 国民健康・栄養調査

疾患で見る ▶ ロコモティブシンドローム/サルコペニア/フレイル

2024年10月10日
脂質異常症の総患者数は401万 令和2年(2020) 「患者調査の概況」より
2023年01月05日
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析
2020年12月10日
通院者数の上位は、男性は高血圧症、糖尿病、歯の病気。女性は高血圧症、脂質異常症、目の病気 令和1年(2019)「国民生活基礎調査」より
2019年11月27日
骨の骨密度及び構造の障害の年間医療費は1,621億円 平成29年度(2017) 「国民医療費の概況」より
2016年10月13日
骨の骨密度及び構造の障害の年間医療費は1,469億円 平成26年度 国民医療費の概況

調査項目で見る ▶ 患者数

2024年10月10日
高血圧性疾患の総患者数は1,511万1,000人 令和2年(2020) 「患者調査の概況」より
2024年10月10日
糖尿病の総患者数は579万1,000人 令和2年(2020)「患者調査の概況」より
2024年10月10日
糖尿病が強く疑われる者は男性18.1%、女性9.1% 令和4年(2022) 「国民健康・栄養調査」の結果より
2023年07月21日
8020達成者が2人に1人、その一方で歯周病の人も2人に1人 ~厚労省「歯科疾患実態調査」~
2023年07月12日
日本人の自覚症状のトップは男女とも腰痛。高血圧、糖尿病、脂質異常症での通院が上昇! ~国民の健康、介護、貯蓄に関する「令和4年国民生活基礎調査」(厚労省)~

情報源で見る ▶ 患者調査(厚生労働省)

2024年10月10日
脂質異常症の総患者数は401万 令和2年(2020) 「患者調査の概況」より
2024年10月10日
高血圧性疾患の総患者数は1,511万1,000人 令和2年(2020) 「患者調査の概況」より
2024年10月10日
糖尿病の総患者数は579万1,000人 令和2年(2020)「患者調査の概況」より
2023年02月28日
「受療行動調査」にみる生活習慣病の自覚症状の有無
~生活習慣病は初診時に「自覚症状がない」割合が高い~
2023年01月05日
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析

疾患で見る ▶ 骨粗鬆症

2023年01月05日
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析
2020年12月10日
通院者数の上位は、男性は高血圧症、糖尿病、歯の病気。女性は高血圧症、脂質異常症、目の病気 令和1年(2019)「国民生活基礎調査」より
市民公開講演会参加者募集中!
明治PA3
新着ニュース

トピックス&オピニオン

Dr.純子のメディカルサロン こころがきれいになる医学
保健指導リソースガイド
国際糖尿病支援基金
糖尿病ネットワーク 患者さん・医療スタッフのための糖尿病の総合情報サイト
糖尿病リソースガイド 医師・医療スタッフ向け糖尿病関連製品の情報サイト
日本健康運動研究所 健康づくりに役立つ情報満載。運動理論から基礎、応用を詳細に解説
日本くすり教育研究所 小・中学校で「くすり教育」を担う指導者をサポート