2020年12月14日
肥満の人で、運動習慣を「改善するつもりはない」という人が男女とも4人に1人 令和1年(2019)「国民健康・栄養調査」より
カテゴリー: 国民健康・栄養調査(厚生労働省) 身体活動・運動不足 食生活
厚生労働省の令和1年(2019)「国民健康・栄養調査」運動習慣の改善に関わる調査結 は以下となっています。
- BMI の状況別、運動習慣改善の意思について、 男女ともに BMI が普通及び肥満の人では、「関心はあるが改善するつもりはない」と回答した人の割合が最も高い。また、やせの男性では、「改善することに関心がない」と回答した人の割合が最も高く、やせの女性では「関心はあるが改善するつもりはない」と回答した人の割合が最も高い。
- 運動習慣の状況別、運動習慣改善の意思について、 男女ともに運動習慣のある人では、「既に改善に取り組んでいる(6ヶ月以上)」と回答した人の割合が最も高く、男性 34.3%、女 性 40.5%であった。また、運動習慣のない人では、「関心はあるが改善するつもりはない」と回答した人の割合が最も高く、男性 31.2%、女性 28.2%であった。
- 運動習慣の定着の妨げとなる点は、運動習慣改善の意思別にみると、「関心はあるが改善するつもりはない」人、「改善するつもりである(概ね6ヶ月以内)」人、「近いうちに(概ね1ヶ月以内)改善するつもりである」人及び「既に改善に取り組んでいる(6ヶ月未満)」人で、「仕事 (家庭・育児等)が忙しくて時間がないこと」と回答した人の割合が高い。また、「改善することに関心がない」人及び「既に改善に取り組んでいる(6ヶ月以上)」人で、「特にない」と回答した人の割合が高い。
●情報ソース:令和1年(2019)「国民健康・栄養調査」の結果