2020年05月20日
現在習慣的に喫煙している人は、17.8%(男性 29.0%、女性 8.1%) 厚生労働省「最新たばこ情報」より
厚生労働省「最新たばこ情報」(2020年2月更新)の統計情報ー喫煙率は以下となっています。
- 現在習慣的に喫煙している者の割合は、17.8%であり、男女別にみると男性 29.0%、女性 8.1%である。この10年間でみると、いずれも有意に減少している。 年齢階級別にみると、30〜60歳代男性ではその割合が高く、約3割が習慣的に喫煙している。
- たばこ産業の「2018年全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は27.8%。昭和40年以降のピーク時(昭和41年)の 83.7%と比較すると、約50年間で56ポイント減少。年代別にみると、急激な喫煙率の減少傾向が見られるのは60歳以上21.3%、30歳代から50歳代はまだ35%前後を推移しており、一番高い年代は40歳代で35.5%。
- 成人男性の喫煙率は、減少し続けているが、諸外国と比べると未だ高い状況にあり、約1400万人が喫煙していると推定。成人女性の平均喫煙率は8.7%であり、ピーク時(昭和41年)より漸減しているものの、ほぼ横ばいといった状況。 喫煙率が一番高い年代は40歳代の13.6%、最低は60歳以上の5.4%。
- 現在習慣的に喫煙している者が使用しているたばこ製品の種類は、「紙巻きたばこ」の割合が男性77.0%、女性84.9%であり、「加熱式たばこ」の割合が男性30.6%、女性23.6%である。
- 自分以外の人が吸っていたたばこの煙を吸う機会(受動喫煙の機会)を有する者(現在喫煙者を除く)の割合について場所別にみると、 「飲食店」では36.9%と最も高く、次いで「路上」では30.9%、「遊技場」では30.3%といずれも3割を超えている。平成15(2003)年、20(2008)年、23(2011)年、25(2013)年、 27(2015)年、28(2016)年、29(2017)年、30(2018)年の推移でみると家庭、職場、学校、飲食店、遊技場、行政機関及び医療機関は、有意に減少している。