2017年09月22日
糖尿病有病者と糖尿病予備群は、いずれも約1,000万人と推計 平成28年(2016) 国民健康・栄養調査
カテゴリー: 糖尿病 患者数 国民健康・栄養調査(厚生労働省)
厚生労働省の平成28年(2016)「国民健康・栄養調査」の要点は以下のとおりです。
患者・予備群の数
「糖尿病が強く疑われる者」の割合は、12.1%であり、男女別にみると男性16.3%、女性9.3% である。「糖尿病の可能性を否定できない者」の割合は12.1%であり、男女別にみると男性 12.2%、女性12.1%である。
「糖尿病が強く疑われる者」は約1,000 万人と推計され、平成9年(1977)以降増加している。また、「糖 尿病の可能性を否定できない者」も約1,000 万人と推計され、平成9年(1977)以降増加していたが、平 成19 年(2007)以降減少している。
治療の状況
「糖尿病が強く疑われる者」のうち、現在治療を受けている者の割合は76.6%である。男女別 にみると男性で78.7%、女性で74.1%であり、男女とも有意に増加している。性・年齢階級別にみると、40 歳代男性では治療を受けている割合が他の年代よりも低い。