2017年01月26日
「何でもかんで食べることができる」者の割合は 75.2% 平成27年 国民健康・栄養調査
カテゴリー: 歯周病 患者数 国民健康・栄養調査(厚生労働省)
かんで食べる時の状態について、「何でもかんで食べることができる」者の割合は 75.2%でした。平成 21 年、25 年、27 年の推移でみると、40〜50 歳代では有意に増加し、60 歳以上では変化はみられませんでした。「ゆっくりよくかんで食事をする」者の割合は、男性47.2%、女性58.2%であり、男女とも70歳以上で最も高かったです。
食事中の様子について、「左右両方の奥歯でしっかりかみしめられない」者の割合は、60 歳代で 46.4%、70歳以上で 42.2%であり、4割を超えています。「半年前に比べて固いものが食 べにくくなった」「お茶や汁物等でむせることがある」「口の渇きが気になる」者の割合は 70 歳 以上で最も高く、それぞれ 32.2%、25.9%、25.1%でした。また、何でもかんで食べることができる状況別にみると、何でもかんで食べることができない者の方がすべての項目でその割合が有意に高く、「左右両方の奥歯でしっかりかみしめられない」が 71.0%、「半年前に比べて固いものが食べにくくなった」が58.4%でした。
●情報ソース:平成27年「国民健康・栄養調査」の結果