2016年10月13日
「気管,気管支及び肺」の‘がん’による死亡数は年間7万4,378人、がんの中で最多 厚生労働省「平成27年 人口動態統計(確定数)の概況」より
カテゴリー: 肺がん 死亡者数 人口動態統計(厚生労働省)
厚生労働省発表の「人口動態統計の概況」によると、平成27年1年間の死亡数のうちトップは悪性新生物(いわゆる‘がん’)で、死亡者数37万346人で総死亡数の28.7パーセントを占めています。
このうち、「気管、気管支および肺の悪性新生物」による死亡数は7万4,378人でした。性別でみると、男性は5万3,208人、女性は2万1,170人で、男女差が大きい特徴があります。
がん(悪性新生物)の死亡数(内訳)
口唇,口腔及び咽頭の悪性新生物 7,380人
食道の悪性新生物 1万1,739人
胃の悪性新生物 4万6,679人
結腸の悪性新生物 3万4, 338人
直腸S状結腸移行部及び直腸の悪性新生物 1万5, 361人
肝及び肝内胆管の悪性新生物 2万8,889人
胆のう及びその他の胆道の悪性新生物 1万8,152人
膵の悪性新生物 3万1,866人
喉頭の悪性新生物 971人
気管,気管支及び肺の悪性新生物 7万4,378人
皮膚の悪性新生物 1,505人
乳房の悪性新生物 1万3,705人
子宮の悪性新生物 6,429人
卵巣の悪性新生物 4,676人
前立腺の悪性新生物 1万1,326人
膀胱の悪性新生物 8,130人
中枢神経系の悪性新生物 2,445人
悪性リンパ腫 1万1,829人
白血病 8,631人
その他のリンパ組織,造血組織及び関連組織の悪性新生物 4,174人
その他の悪性新生物 2万7,743人
ちなみに、‘がん’全体で死亡した人数を性別に見ると、男性は21万9,508人で全死因の32.9パーセント、女性は15万838人で24.2パーセントで、男女ともに死因別の第1位となっています。