2015年12月15日
喫煙者の割合は男性32.2%、女性8.5% 平成26年 国民健康・栄養調査
カテゴリー: COPD(慢性閉塞性肺疾患) 肺がん 患者数 国民健康・栄養調査(厚生労働省) 喫煙
厚生労働省の平成26年「国民健康・栄養調査」によると、現在習慣的に喫煙している者の割合は、19.6%であり、性別にみると、男性32.2%、女性8.5%でした。この10年間でみると、男女ともに有意に減少していますが、平成22年以降、総数で20%前後、男性で33%前後、女性は9%前後と、横ばいで推移しています。
年齢階級別にみると、その割合は男女ともに30歳代で最も高いことがわかります。
現在習慣的に喫煙している者のうち、1日に21本以上吸う者の割合は、男性15.2%、女性 5.5%でした。この10年間でみると、男性では大きく減少している一方、女性では変化はみられませんでした。
なお、習慣的に喫煙している者のうち、たばこをやめたいと思う者の割合は、男性26.5%、女性38.2%でした。この結果は、平成19年以降でみると、男女ともに大きな変化はみられませんでした。
●情報ソース:平成26年「国民健康・栄養調査」の結果
●関連情報:【国民健康・栄養調査】 所得が低い人ほど健診を受けず不健康