2015年11月09日
「気管,気管支及び肺」の‘がん’による死亡数は年間7万3,396人、がんの中で最多 厚生労働省「平成26年 人口動態統計(確定数)の概況」より
カテゴリー: 肺がん 死亡者数 人口動態統計(厚生労働省)
厚生労働省発表の「人口動態統計の概況」によると、平成26年1年間の死亡数のうちトップは悪性新生物(いわゆる‘がん’)で、死亡者数36万8,103人で総死亡数の28.9パーセントを占めています。
このうち、「気管、気管支および肺の悪性新生物」による死亡数は7万3,396人でした。性別でみると、男性は5万2,505人、女性は2万0,891人で、男女差が大きい特徴があります。
がん(悪性新生物)の死亡数(内訳)
- 口唇,口腔及び咽頭の悪性新生物 ▶ 7,415人
- 食道の悪性新生物 ▶ 1万1,576人
- 胃の悪性新生物 ▶ 4万7,903人
- 結腸の悪性新生物 ▶ 3万3,297人
- 直腸S状結腸移行部及び直腸の悪性新生物 ▶ 1万5,188人
- 肝及び肝内胆管の悪性新生物 ▶ 2万9,543人
- 胆のう及びその他の胆道の悪性新生物 ▶ 1万8,117人
- 膵の悪性新生物 ▶ 3万1,716人
- 喉頭の悪性新生物 ▶ 978人
- 気管,気管支及び肺の悪性新生物 ▶ 7万3,396人
- 皮膚の悪性新生物 ▶ 1,657人
- 乳房の悪性新生物 ▶ 1万3,323人
- 子宮の悪性新生物 ▶ 6,429人
- 卵巣の悪性新生物 ▶ 4,840人
- 前立腺の悪性新生物 ▶ 1万1,507人
- 膀胱の悪性新生物 ▶ 7,760人
- 中枢神経系の悪性新生物 ▶ 2,326人
- 悪性リンパ腫 ▶ 1万1,480人
- 白血病 ▶ 8,196人
- その他のリンパ組織,造血組織及び関連組織の悪性新生物 ▶ 4,237人
- その他の悪性新生物 ▶ 2万7,219人
ちなみに、‘がん’全体で死亡した人数を性別に見ると、男性は21万8,397人で全死因の33.1パーセント、女性は14万9,706人で24.4パーセントで、男女ともに死因別の第1位となっています。