2015年04月15日
糖尿病腎症が原因の患者は11万5,118人 日本透析医学会「わが国の慢性透析療法の現況(2013年末)」
カテゴリー: 糖尿病 CKD(慢性腎臓病) 患者数 わが国の慢性透析療法の現況(日本透析医学会)
日本透析医学会が毎年実施している統計調査「わが国の慢性透析療法の現況」によると、2013年末現在、国内の透析人口は、31万4,180人で、前年(2012年)末より4,173人増加しました。
このうち、原因疾患は糖尿病腎症が11万5,118人(透析患者全体の37.6%、以下同)と最も多く、全体の37.6%を占めています。その次に慢性糸球体腎炎が9万9,029人(32.4%)で続き、この2つの疾患で全体の7割を占める結果となりました。
また、この1年で新たに透析を始めた患者さんの原疾患でも、糖尿病腎症が1万5,837人と最も多く、全体の43.8%に上ります。第2位は慢性糸球体腎炎で6,777人(18.8%)、第3位は高血圧と深く関わる腎硬化症で4,701(13.0%)となっています。
●情報ソース:図説 わが国の慢性透析療法の現況 2013年末の慢性透析患者に関する基礎集計(一般社団法人 日本透析医学会)