2014年11月21日
世界の糖尿病人口は3億8,670万人に増加 約半数は糖尿病の自覚なし 国際糖尿病連合(IDF)
国際糖尿病連合(IDF)は、11月14日の世界糖尿病デーに合わせて、世界の糖尿病に関する最新の調査をまとめた「糖尿病アトラス 第6版 2014 UPDATE」を発表した。
世界の糖尿病人口は爆発的に増え続けており、2014年現在で糖尿病有病者数は3億8,670万人(有病率 8.3%)に上る。有効な対策を施さないと、2035年までに5億9,190万に増加すると予測している。
国際糖尿病連合(IDF)の発表によると、2014年現在の世界の糖尿病有病数は3億8,670万人に上る。20〜79歳の成人の有病率は8.3%で、12人に1人が糖尿病有病者と推定されている。
糖尿病有病数は1億3,780万人(成人人口の8.5%)で、全世界の36%がこの地域に集中しており、2035年までに2億180万人に増加すると予測されている。中国とインドネシア、日本の3国が世界ランキングの上位10位に名を連ねている。
世界ランキングでは第1位中国(9,629万人)、第2位インド(6,685万人)、第3位米国(2,578万人)となり、上位3ヵ国の順位は昨年と同じだ。日本の現在の成人糖尿病人口は721万人で、昨年の720万人から微増し、ランキングでは昨年と同じ10位となった。
また、糖尿病を発症している可能性が高いにも関わらず、検査を受けて糖尿病と診断されていない人の数は全世界で1億7,900万人に上る。
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