2013年08月27日
12年の糖尿病治療薬市場規模は3,688億円、21年は5,500億円超まで拡大
富士経済は、医師の診断に基づいて処方される医療用医薬品についての国内市場の動向をまとめた。
それによると、2012年の糖尿病治療薬の市場規模は3,688億円(前年比113.7%)。さらに、2021年には、2012年よりも149.7%増の5,522億円になると予想している。
なかでもDPP-4阻害薬の躍進は目覚ましく、2012年は前年比71.9%増と急成長し、それに牽引される形で糖尿病治療剤市場も13.7%増の3,688億円となった。
長期的には、DPP-4阻害薬の拡大に加え、2014年頃には新規作用機序を持つSGLT-2阻害薬で複数の投入が予想される。高齢化により治療患者数も増加傾向にあることから、2017年には5,000億円を突破すると予測している。
●詳細はこちら→富士経済、糖尿病治療剤など医療用医薬品の国内市場調査結果を発表