2010年07月01日
透析導入における原疾患の第4位は、高血圧と深い関わりのある腎硬化症 日本透析医学会「わが国の慢性透析療法の現況(2009年末現在)」より
カテゴリー: 高血圧 患者数 人口動態統計(厚生労働省)
日本透析医学会が毎年実施している統計調査「わが国の慢性透析療法の現況」によると、2009年末現在、国内の透析人口は、29万0,675人で、前年(2008年)末より8,053人増加しました。 この1年で新たに透析を始めた患者さんの原疾患をみると、糖尿病腎症が最も多く1万6,414人で、全体の44.5%を占めています。第2位は慢性糸球体腎炎で8,108人(22.0%)です。第3位は不明で3,929人(10.6%)。そして第4位が、高血圧と深く関わる腎硬化症で、3,936人(10.7%)となっています。 腎硬化症による新たな透析患者数は、前年(2008年)と同数の3,936人の増加となり、透析人口全体でみると1万9,974人(7.1%)となりました。 ●詳しくは、日本透析医学会のホームページへ→トップページ/記事掲載ページ