2008年07月01日
透析導入における原疾患の43.4%は糖尿病 日本透析医学会「わが国の慢性透析療法の現況(2007年末現在)」より
カテゴリー: 糖尿病 CKD(慢性腎臓病) 患者数 わが国の慢性透析療法の現況(日本透析医学会)
日本透析医学会が毎年実施している統計調査「わが国の慢性透析療法の現況」によると、2007年末現在、国内の透析人口は、27万5,119人で、前年(2006年)末より10,646人増加しました。 この1年で新たに透析を始めた患者さんの原疾患をみると、糖尿病腎症が最も多く1万5,750人で、全体の43.4%を占めています。第2位は慢性糸球体腎炎で8,721人(24.0%)です。第3位は不明で3,690人(10.2%)。そして第4位が、高血圧と深く関わる腎硬化症で、3,631人(10.0%)となっています。 糖尿病腎症による新たな透析患者数は、前年(2006年)より782人増加し、透析人口全体でみた場合には8万7,835人(33.4%)となりました。 ●詳しくは、日本透析医学会のホームページへ→トップページ/記事掲載ページ