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40歳以上の男性2人に1人、女性5人に1人が、メタボリックシンドロームまたはその予備群 厚生労働省「平成17年 国民健康・栄養調査の概要」より

カテゴリー: 肥満症/メタボリックシンドローム

 厚生労働省の「平成17年 国民健康・栄養調査」によると、20歳以上でメタボリックシンドロームが“強く疑われる人”は、男性22.4%、女性10.0%で、その“予備群”と見られる人は、男性22.9%、女性8.6%でした。年齢別に見た場合、その割合は40歳以上でさらに増加し、“強く疑われる人”は男性25.5%、女性10.3%、“予備群”は男性25.0%、女性9.5%となり、男性は2人に1人、女性は5人に1人がメタボリックシンドロームが強く疑われるか、あるいはその予備群という結果となりました。

 また、平成17年10日1日現在の国勢調査における男女別・年齢階級別の40〜74歳人口を使って推計すると、40〜74歳におけるメタボリックシンドロームが“強く疑われる人”は約920万人、“予備群”は約980万人で、あわせて1,900万人と推定されます。

 なお、この調査では、腹囲が男性85cm、女性90cm以上で、血中脂質、血圧、血糖のうち2つ以上が基準値を上回っている人を“強く疑われる人”、1つが基準値を上回っている人を“予備群”としています。なお、空腹時採血が難しいため、血清脂質については中性脂肪を除きHDL-コレステロール(40mg/dl未満)のみを基準とし、血糖については老人保健事業の検診と同様に ヘモグロビンA1c5.5%以上という基準を採用しています。

●詳しくは、厚生労働省のホームページへ→トップページ記事掲載ページ

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