2006年05月08日
喫煙者率、男性は年々減少。女性は増加が続く 厚生労働省「平成16年 国民健康・栄養調査の概要」より
カテゴリー: COPD(慢性閉塞性肺疾患)
厚生労働省の「平成16年 国民健康・栄養調査の概要」によると、現在、習慣的に喫煙している人の割合は、男性43.3パーセント、女性12.0パーセントでした。男性の喫煙者率は、年々わずかずつ減少していますが、女性では反対に年々わずかずつ上昇してきています。性別・年齢層別にみると、男性で喫煙者率が最も高いのは30歳代の57.3パーセントで、続いて20代と40代がほぼ5割、女性は20代と30代がともに18.0パーセントでトップで、40代と50代がともに13.7パーセントとなっています。
また、男性については、喫煙と歯の状態の関係も調査されおり、それにより、たばこを吸ったことがない人、以前吸っていた人、現在も吸っている人の順に、残っている歯の本数が少なく、かつ、「なんでも噛んで食べる」と答えた人も、同じ順に少ないという関係がみられます。なお、女性については喫煙者数自体が少ないため、このデータはありません。