2004年08月03日
悪性新生物の1年間の医療費は2兆2,156億円、前年度よりやや増加 厚生労働省「平成14年度 国民医療費の概況」より
カテゴリー: 大腸がん
厚生労働省発表の「平成14年度 国民医療費の概況」によると、平成14年度の悪性新生物(いわゆる‘がん’)の医療費は2兆2,156億円で、前年度比208億円(0.9パーセント)の増加でした。悪性新生物の医療費のうち、入院医療費が1兆6,310億円と73.6パーセントを占めていて、入院医療費の割合が高い病気であることがわかります。なお、平成14年度の医療費は診療報酬のマイナス改定の影響で、他の疾患の多くは前年度より減少しています。