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‘気管、気管支および肺の悪性新生物’の総患者数は10万人、前回調査比1割増 厚生労働省「平成14年 患者調査の概況」より

カテゴリー: 肺がん

 厚生労働省発表の「平成14年 患者調査の概況」によると、悪性新生物(いわゆる‘がん’)の総患者数(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は128万人(前回の平成11年調査比 0.8パーセント増)であることがわかりました。性別にみると男性 67万4,000人、女性 60万5,000人で、ほぼ半々です。

 このうち‘気管、気管支および肺の悪性新生物’(肺扁平上皮がんはこれに含まれます)は9万9,000人(男性6万7,000人、女性3万2,000人)で、男性が女性のちょうど2倍となっています。また、前回の平成11年調査に比べて10.0パーセント増えていて、他の部位のがんに比較し増加が目立っています。

 なお、推計患者数(この調査を行った日に全国の医療機関で治療を受けたと推測される患者数)では、入院が1万9,000人、外来が1万100人となっています。

●詳しくは、厚生労働省のホームページへ→トップページ記事掲載ページ

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