2003年12月25日
脳梗塞など脳血管疾患の総患者数は137万人 厚生労働省「平成14年 患者調査の概況」より
カテゴリー: 脳梗塞
厚生労働省発表の「平成14年 患者調査の概況」によると、脳血管疾患(脳梗塞や脳出血など)の総患者数(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は137万4,000人(前回の平成11年調査比 6.8パーセント減)であることがわかりました。性別にみると男性 67万1,000人、女性 70万3,000人で、ほぼ半々です。また、推計患者数(この調査を行った日に全国の医療機関で治療を受けたと推測される患者数)では、脳血管疾患を‘脳梗塞’と‘その他の脳血管疾患’に分けた数値が出ています。それによると‘脳梗塞’の推計患者数は、入院が16万1,500人、外来が9万5,500人となっています。‘その他の脳血管疾患’は入院6万5,100人、外来2万7,900人ですから、脳梗塞は脳血管疾患のなかでは、外来(通院)で治療で受けている人の割合がやや多い傾向がみられます。