2002年09月09日
日本人の死因の第2位は心疾患 厚生労働省「平成13年 人口動態統計(確定数)の概況」より
カテゴリー: 心筋梗塞
厚生労働省が毎年行っている「人口動態統計」の平成13年のデータによると、日本人の15.3パーセントは、心筋梗塞などの心疾患(心臓の病気)で亡くなっていることがわかります。これは死因別にみた場合の第2位にあたります。心疾患を細かく分類してみると、心不全 4.8パーセント、急性心筋梗塞 4.7パーセントが目立ちます。性別にみると、男性の場合、心疾患が全死因に占める割合は13.8パーセント、女性は17.1パーセントで、女性の死因に占める割合が男性よりやや高い傾向がみられます。ただし、心疾患を細かく分類してみると、急性心筋梗塞による死亡は男性に多く(男性2万5,109人、女性2万952人)、女性は心不全による死亡が多い(男性1万9,705人、女性2万6,790人)という傾向も浮かび上がります。