2002年09月09日
日本人の3割以上は‘がん’で亡くなる。大腸(結腸・直腸)がんは、がんの中で第3位 厚生労働省「平成13年 人口動態統計(確定数)の概況」より
カテゴリー: 大腸がん
厚生労働省が毎年行っている「人口動態統計」の平成13年のデータによると、日本人の 31.0パーセント、つまり3人に1人は悪性新生物(いわゆる‘がん’)で亡くなっていることがわかります。これは死因別にみた場合もちろん第1位にあたります。性別にみると、男性の場合、全死因に占めるがんの割合が 34.3パーセント、女性は 27.0パーセントで、男性の死因に占める割合が女性よりやや高い傾向がみられます。悪性新生物の種類別にみると、大腸がん(‘結腸の悪性新生物’と‘直腸S状結腸移行部および直腸の悪性新生物’の合計)は、全死因の 3.8パーセントを占めていて、部位別にみると‘気管・気管支および肺’、‘胃’に続き第3位となっています。