2002年07月31日
高血圧性疾患の1年間の医療費は1兆8,420億円 厚生労働省「平成12年度 国民医療費の概況」より
カテゴリー: 高血圧
厚生労働省発表の「平成12年度 国民医療費の概況」によると、平成12年度の高血圧性疾患の医療費は1兆8,420億円で、前年度に比べて 3.8パーセントの増加でした。平成12年4月の介護保険制度スタートにより、従来は医療費に含まれていたものの一部が介護保険に移行したため、医療費全体は縮小していますが、高血圧性疾患や糖尿病など、いくつかの病気は医療費の増加が続きました。なお、高血圧性疾患の医療費1兆8,420億円のうち、入院医療費は 2,821億円(15.3パーセント)と少なく、通院などによる医療費の比率が高いことがわかります。