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30歳以上の男性の5割以上、女性は4割近くが高血圧 厚生労働省「第5次 循環器疾患基礎調査結果の概要」より

カテゴリー: 高血圧

 厚生労働省発表の「第5次 循環器疾患基礎調査結果の概要」では、脳卒中や心臓病とその危険因子についての関連を調査しています。

 それによると、30歳以上の男性の 51.7パーセント、女性の 39.7パーセントが高血圧(最高血圧140mmHg 以上または最低血圧 90mmHg 以上)に該当し、ともに高年齢者層ほど高血圧の人の割合が多くなるという結果でした。10年前の平成2年と比較すると、女性は高血圧の人の割合がわずかに減少していますが(平成2年は 40.5パーセント)、男性は30〜49歳で増加、50歳以降は減少しており、総数でもやや増加していることがわかりました(同 47.7パーセント)。

 医師から高血圧といわれたことがある人の降圧薬服用状況は、‘継続服用している’が 68.4パーセント、‘今まで服用したことがない’が 21.8パーセント、‘以前服用していたが中止した’が 6.9パーセント、‘ときどき服用している’が 2.4パーセントでした。

 高血圧関連以外では、男性の 28.2パーセント、女性の 23.6パーセントが肥満(BMI※25以上)に該当すること、総コレステロール値が 220mg/dL を超える人の割合は男性 25.7パーセント、女性 34.1パーセントで、男性は 40代前後、女性は 50代以降に高率となることなどがわかりました。

※BMI:Body mass index(ボティー・マス・インデックス)の略で、肥満や低体重(やせ)の判定に用いられる数値です。BMIは、体重 (kg) ÷ 身長 (m) ÷ 身長 (m) によって算出します。25 以上は肥満、18.5 未満はやせと判定されます。BMI22 が理想体重です。

●詳しくは、厚生労働省のホームページへ→トップページ記事掲載ページ

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