2024年12月26日
最新の患者調査が公表される!~総患者数の最多は高血圧症で、前回より約100万人、歯周病は約275万人増加~
キーワード: 生活習慣 疾患 全国生活習慣病予防月間 協会・賛助会員関連ニュース 厚生労働省の調査
「令和5(2023)年患者調査の概況」が厚生労働省より2024年12月20日に公表されました。患者調査は3年ごとに実施されており、令和5年は全国の医療施設のうち、病院6,388施設、一般診療所5,480施設、歯科診療所1,184施設を利用した入院・外来患者約213万人、退院患者約113万人が対象となりました。
患者調査は、平成5(1993)年から、再来患者の「平均診療間隔」を用いた「総患者数」が推計・公表されています。「総患者数」とは、調査日現在において、継続的に医療を受けている者(調査日には医療施設を受療していない者も含む)を推計したものです。したがって、実際の患者数はもっと多いと思われます。
前回(令和2年)の調査では、総患者数の推計方法の見直しが行われたため、前々回(平成29年)との総患者数の単純比較はできませんでしたが、今回は前回と同じ推計方法で算出されました。
当協会では、引き続き「令和5(2023)年患者調査の概況」の分析を行った結果を公表する予定です。
患者調査は、平成5(1993)年から、再来患者の「平均診療間隔」を用いた「総患者数」が推計・公表されています。「総患者数」とは、調査日現在において、継続的に医療を受けている者(調査日には医療施設を受療していない者も含む)を推計したものです。したがって、実際の患者数はもっと多いと思われます。
前回(令和2年)の調査では、総患者数の推計方法の見直しが行われたため、前々回(平成29年)との総患者数の単純比較はできませんでしたが、今回は前回と同じ推計方法で算出されました。
当協会では、引き続き「令和5(2023)年患者調査の概況」の分析を行った結果を公表する予定です。
総患者数の推計方法
総患者数の見直しと推計方法については以下のニュース記事をご参照ください。
最新の患者調査(厚生労働省)より、国民の健康状態について分析最新患者調査に主な疾患の総患者数
傷病者数が百万人を超えた疾患、疾患群および関連傷病の総患者数を示します。前回調査(令和2年)の総患者数(総計)も併記しています。
前回調査の総患者数と比較して、歯周病は約275万人、高血圧症は約100万人、脂質異常症が約50万人増加しています。
<出 典>
令和5年(2023)患者調査の概況
政府統計の総合窓口(e-Stat)患者調査
[mhlab]