2022年02月28日
スマート・ライフ・プロジェクト特設コンテンツ「良い睡眠で、からだもこころも健康に。」公開中!
キーワード: 生活習慣 一無・二少・三多 協会・賛助会員関連ニュース 身体活動・運動不足
「スマート・ライフ・プロジェクト(SLP)」は、厚生労働省が「健康寿命をのばそう。」をスローガンとして、国民全体が人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日が送れることを目標とした、同省が展開する国民運動。以前から行っていた、運動、食生活、禁煙の3分野を中心とする具体的なアクションの呼びかけに加えて、さらなる健康寿命の延伸を目指すために、企業・団体・自治体と協力・連携しながら活動を推進するプロジェクトとして、2014年度にスタートした。
同省ではまた、睡眠についても「健康づくりのための睡眠指針2014」を策定するなど、より良い睡眠をとることの重要性を啓発してきた。この流れを拡大し今回、SLPサイト内に睡眠に関する特設コンテンツが公開された。
公開された特設コンテンツは「良い睡眠で、からだもこころも健康に。」というタイトル。現時点では、睡眠の専門家である栗山健一氏の解説記事「専門家に聞きました 今日から使える睡眠トリビア」と、睡眠から社員の健康づくりに取り組む企業2社の取材記事として、三菱地所株式会社、株式会社ネクストビートの事例が紹介されている。
前者の栗山氏の解説記事によると、日本人の睡眠時間は諸外国に比較し短く、とくに女性の睡眠時間が短いという特徴があるという。また、睡眠時間は単に長ければ良いというわけではなく、睡眠の「質」が重要とのことだ。そのほかにも、良い昼寝のとり方や、睡眠時無呼吸症候群の可能性を自分自身で確かめる方法などが語られている。
一方、後者のSLP参画企業の事例紹介のうち、三菱地所では社内に仮眠室を設け、就業時間中に1日30分までの仮眠を認める制度をスタートしたことで、業務効率が向上するという効果が得られたという。またネクストビートも同様に、「戦略的仮眠室」を設置し、生産性アップを図っているとのことだ。
なお、特設コンテンツには、新たに公開された記事のほかに、睡眠関連の過去の記事へのリンクも貼られるなど、情報が集約されている。