2018年02月26日
「職場巡視」 現場で一緒に考えられる"味方、サポーター"になることを目指して【産保PC第4回レポート】
キーワード: 健診・保健指導
産業保健プロフェッショナルカンファレンス(主催:保健指導リソースガイド)の第4回が、2月20日に東京都中央区のベルサール八重洲で開催されました。今回のテーマは「産業保健師が行う職場巡視」で、事業所、健康保険組合、健診機関に勤める産業保健師22名が参加しました。
今回のテーマは「職場巡視」。グループワークでは、具体的に職場にで何をすればいいのかといった方法を紹介するのではなく、職場巡視の"考え方・あり方"を参加者が持つ共通の背景を通じ考えていきました。
産保PCでこれまで学んできたことは"考え方・あり方"
今回のグループワークも、これまでと同じく村田陽子さん((有)ビーイングサポート・マナ代表、保健師)、亀ヶ谷律子さん(HSプランニング代表、保健師)の2名にサポートいただきました。
第4回を迎えた今回、改めて産業保健プロフェッショナルカンファレンスで学ぶことをおさらいしました。最初のプレ開催では「キャリアについて」、第1回は「産業保健師とは」、第2回は「保健指導」、第3回は「メンタルヘルス」をテーマに実施してきました。
そこで共通することは、「大きな目的は明日から職場で使える具体的なノウハウを知ることではなく、どんなふうにやっていけばいいかという"あり方"を学んでほしいと考えています。例えば、お腹が空いている人に魚をあげるのではなく、魚の摂り方を教えるようなイメージです」(村田さん)とし、今回のテーマ「職場巡視」についても、同様にとらえ職場巡視の"考え方・あり方"を紹介し、参加者同士のグループワークで考えていきました。
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ベーグルベーグル、ファミマ「スクイーズスクイーズ」他
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産業保健プロフェッショナルカンファレンスについて
産業保健プロフェッショナルカンファレンスは、若手の産業保健師が将来へ向けキャリアアップするために必要な知識や考え方、技術を習得できる場を提供するプロジェクトです。保健指導リソースガイドとウェルネス・コミュニケーションズ(株)が協力し、発足させました。年4〜5回の参加型イベントの開催とWEBによる情報発信、業務に役立つ資料・ツール提供など、年間を通じて産業保健師の「スキルアップ、キャリア形成、ネットワーク」をサポートしていきます。 産業保健プロフェッショナルカンファレンス ▶
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[mhlab]