2016年01月21日
健やか親子21(第2次)ホームページ 一般の人向け情報を充実
キーワード: 「多接」多様なつながり 健診・保健指導
「すべての子どもが健やかに育つ社会」の実現を目指し、関係するすべての人々、関連機関・団体が一体となって取り組む国民運動「健やか親子21」(第2次)のホームページが2015年12月にリニューアルした。これまでは専門家向けの情報が主体だったが、今後は子育て中の人を中心に一般にも役立つ情報を収集・発信し、より多くの人に「健やか親子21」について知ってもらうきっかけとする。
健やか親子21(第2次)は平成27年から36年度を期間とし、「すべての子どもが健やかに育つ社会」の実現を目指している。平成13年から26年まで第1次で掲げてきた課題を見直し、より現状に即した3つの基盤課題(「切れ目のない妊産婦・乳幼児への保健対策」、「学童期・思春期から青年期に向けた保健対策」、「子どもの健やかな成長を見守り育む地域づくり」)を設定。さらに、特に重点的に取り組む課題として「育てにくさを感じる親に寄り添う支援」と「妊娠期からの児童虐待防止対策」をあげている。
各課題は詳しい指標で分類され、指標ごとに5年後の中間評価、10年後の最終評価に向けた目標値を設定。目標値の一覧は健やか親子21(第2次)のホームページで参照できるが、目標の達成には一般の意識向上も欠かせない指標も多数見受けられる。しかし現状では「健やか親子21」の認知度が一般的に高いとは言えず、もっと多くの人に知ってもらうことが急務とされていた。
そのため、健やか親子21(第2次)ホームページではリニューアルに際し、トップページに「一般の方向け情報」と「専門家の方向け情報」の2つの窓口を設置し、より気軽に誰にでも閲覧してもらえるよう工夫した。一般の方向け情報には、トピックスの中から子育て中の人に役立つ情報をピックアップして紹介。特に子どもの健康や命に関わる事故情報や注意喚起情報は、いつでも目につくよう常時、最新情報に表示するようにしている。
また、より健やか親子21の情報にアクセスしやすいよう、facebookとtwitterの運用もスタートしており、一般の人に向けたPR活動はこれからもっと拡充される予定だという。
健やか親子21(第2次)公式ホームページ 一般の方向け情報健やか親子21(第2次)公式ホームページ 取り組みの目標値
[mhlab]