全国生活習慣病予防月間2018「少食」スローガン 健康と 長寿の秘訣 腹八分 (オクラの花さん・静岡県・77歳・主婦)

少食とは

昔から「腹八分目に医者いらず」と言われているように、暴飲暴食を控えることは、身体の機能を健康な状態に維持していく上でたいへん重要です。量だけではなく、塩分・糖分の摂り過ぎにも注意が必要。また、日々のストレスの軽減も「ストレスのせいで食べ過ぎてしまう」のを防ぎ、健康な食生活に繋がります。食事療法という言葉が糖尿病、脂質異常症、高血圧の予防・治療に使われることからも、健康長寿の基本は常に食生活にあります。

少食とは?

食事は腹7〜8分目

 お腹いっぱい(満腹)まで食べる習慣をやめて、腹7〜8分目でとどめるよう心がけましょう。例えば、朝食を抜いてしまうと昼食でドカ食いしてしまう原因となります。また、寝る前に夜食をとると太る原因にもなり身体によくありません。食事は、できるだけ決まった時間にとりましょう。

20回以上よく噛んで

 早食いすると、消化に悪いだけでなく必要以上に食べ過ぎてしまいます。ひと口を20回以上噛んで、ゆっくり食事を楽しみましょう。

「3つの白」を控えましょう

 1つ目は精白してある白米・白パンの「白」、次は食塩の「白」、そして3つ目は砂糖の「白」です。いずれも食べすぎ、摂りすぎに注意してください。特に1日の塩分は男性8g以下、女性7g以下に抑えましょう。

食物繊維を豊富に摂りましょう

 食物繊維は消化されずに小腸を通って大腸まで達する成分で、便秘の予防、血糖値上昇の抑制、血中コレステロール濃度の低下などの効果があります。日本人の食事摂取基準(2015年版)によると食物繊維の目標量は、18〜69歳では1日あたり男性20g以上、女性18g以上とされています。

「多種少食」を心がける

 最も望ましい組み合わせは、「主食+一汁三菜」といわれています。一汁三菜の「三菜」は、いわゆるおかずのことですが、肉・魚・卵・大豆などを使った主菜を1つ、野菜、いも、豆、海藻などを使った副菜を2つです。これに適量の果物と乳製品をプラス。偏食をせず、まんべんなく沢山の種類の食材をとることが大切です。

一無、二少、三多について詳しくはこちら ▶

全国生活習慣病予防月間 2018

発表!「少食」スローガン入選作品

発表!「少食」スローガン入選作品

「全国生活習慣病予防月間2018」スローガンの入選作品が決定いたしました。今回は、健康標語 "一無・二少・三多"の“少食(腹八分目)"から「あなたは何を減らしてますか?」をテーマに募集。応募総数978通3,443本ものご応募を頂戴しました。

全国生活習慣病予防月間講演会2018

全国生活習慣病予防月間2018市民公開講演会 「食生活と生活習慣病・がん予防」 2018年2月7日(水)13:30〜15:45
(日比谷コンベンションホール)

啓発用ポスター・リーフレット

全国生活習慣病予防月間のポスターとリーフレットです。 皆様の職域や生活の啓発活動にご活用ください。

インスタグラムキャンペーン「少食ごはん」

「少食ごはん」をテーマに様々な料理写真や少食への工夫がわかる写真を、Instagramで募集しました。

イラスト・漫画コンテスト
「健康づくりのための少食物語」

見た人、読んだ人が"健康づくりのために食生活を改善しなきゃ!"と感じさせる、説得力を持つイラスト・マンガを募集。優秀作品を発表します!

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