2014年08月15日
福岡市、ふくおか健康マイレージを開始 健康づくり活動をポイントに
キーワード: 二少(少食・少酒) 「無煙」喫煙は万病の元 三多(多動・多休・多接)
福岡市は8月から、健康づくりに関する市民の活動をポイント化し、たまったポイントに応じて商品を提供する「ふくおか健康マイレージ事業」を始める。食事や運動、体重測定、健康診断受診などを行うとポイントを加算できる仕組み。抽選で旅行券などを贈る。
「野菜を毎食食べる」、「適正体重を維持する」、「禁煙する」といった目標を達成した場合などにポイントを付与。来年2月まで7ヵ月間に、決められたポイントをためた参加者に、抽選で旅行券などを贈る。市民の健康づくりを後押しし、医療費の抑制を図る狙い。 20歳以上の市民を対象に1,000人を募集する。希望者は市役所や区役所で配布する専用手帳に添付のはがきなどで応募する。食事や禁煙には1ポイント、健康診断やがん検診の受診には30〜50ポイントが与えられる。 150ポイント以上ためた参加者全員に、市内の施設・事業所が運営するカフェの利用や、施設が製造した菓子の購入に使える500円相当の商品券を贈る。抽選でスポーツ用品なども当たる。 市健康増進課によると、市民の医療費は年々増加傾向にあり、国民健康保険では2012年度で約1,119億円。4年前より約5億円増加している。うち4割は運動不足などを原因とする生活習慣病が占めている。 市は過去3年間、10月を健康づくり月間としてイベントなどを催してきたが、期間を拡げて健康増進への取り組みの継続を促すことに意味があると判断した。 「ふくおか健康マイレージ」の参加者を募集(福岡市)
[Terahata]