2014年02月24日
グーグルが涙で血糖を測定する「スマート・コンタクトレンズ」を開発
キーワード: 糖尿病
米国のインターネット産業の大手であるグーグルは、涙のブドウ糖値を1秒ごとに測定する、医療用コンタクトレンズを開発していると発表した。糖尿病患者が装着することで、涙の成分から血糖値の変化を測定するというものだ。
研究は、ワシントン大学電気工学科のブライアン オーティス准教授とババク パルヴィズ客員教授が共同で行っているもの。 開発したコンタクトレンズは、2枚のレンズを貼り合わせた構造になっており、直径1cmのコンタクトレンズに、涙のグルコース値を測定する微小センサー、LEDライト、毛髪より細い無線アンテナ、電源を管理する小型のチップを、カプセルのように封じ込めている。


A 3-mu W CMOS Glucose Sensor for Wireless Contact-Lens Tear Glucose Monitoring(ワシントン大学 2012年1月)
[Terahata]