2011年02月15日
職場の仲間と3ヵ月のウォーキング 上位チームを表彰 [福島県]
キーワード: 三多(多動・多休・多接) 健診・保健指導 身体活動・運動不足
福島県は、県内の働き盛り世代に運動習慣を身につけてもらおうと、職場を中心に3ヵ月ウォーキングなどに取り組んでもらうプロジェクトを実施。上位3チームが表彰された。
福井県は全国でも乗用車が普及率が高い一方で、日常での平均歩数が少ない。2006県民健康・栄養調査によると、平均歩数は30歳代で7410歩、40歳代で7753歩、50歳代で7117歩。それぞれ全国平均の7712歩、7789歩、7757歩に比べ大幅に少ない。運動習慣のある人の割合も28%と低迷している。 そこで県は、職場を中心としたチームで3ヵ月間、活動量計をつけてウォーキングなどの運動に取り組んでもらう「職場のなかまと歩こうProject」を開始した。 対象となったのは、「腹囲(男性85cm以上、女性90cm以上)」、「体格指数(BMI)」、「血圧(収縮期あるいは拡張期)」、「血糖(空腹時血糖あるいはHbA1c)」、「血中脂質(中性脂肪あるいはHDLコレステロール)のうち1つ以上に異常がみられた人 今年7月から募集したところ、募集枠を大幅に上回る48チームから応募があった。抽選で選ばれた県内企業などの24チームの120人が参加した。 5人の合計歩数の多かった上位3チームが表彰された。表彰されたのは、1位「WALK MEN U-85」(約932万歩)、2位「吉岡爽やかメタボ隊」(約796万歩)、3位「チーム県民くん」(約727万歩)。 県によると、参加者の平均歩数は1日当たり1万歩を超え、平均体重は1.3kg、ウエスト周囲径は1.6cmそれぞれ減少したという。表彰式は1月23日、福井市のアオッサ県民ホールで行われた。代表者に賞状や副賞の体重計などが贈られた。 職場のなかまと歩こうProject(福井県健康福祉部)
[Terahata]