2010年06月14日 生活習慣病の医療費が4年間で10%増 【練馬区】 キーワード: 高血圧 糖尿病 肥満症/メタボリックシンドローム 健診・保健指導 生活習慣病の医療費 東京都練馬区で生活習慣病の医療費が4年間で10%増えたことが、区の調査であきらかになった。区では「メタボ健診を積極的に受診して」と呼びかけている。 ȥԥå ꥹǢͽǾ徺ͽɤΤˤǢͽ ǥлФջȾҲ˶к ťӥåǡѤ 10ǯ˼ҲͤɤѤ뤫 ڹ̱Ĵ 㤤ͤۤɷǤԷ Ԥǧθ奭֥⥷⤯LINE̵ۿ ݷդʤݷ˴طɬȤμĢ2016ǯݷƳΡȡ ڹ۷䤫ƻ21ʥޥ˥ƥޡγѤΥȷ ܿ25%Ǣ¿1000ͤʤɿɸ 東京都練馬区で高血圧や2型糖尿病など生活習慣病に関する医療費が、2005年度から08年度の4年間で10%増え、件数では15%増えたことが、区の調査で分かった。生活習慣病が医療費を押し上げ区財政を圧迫する一因となっている現状があきからになった。 区では区内在住の30〜74歳の国民健康保険被保険者で特定健康診査(特定健診)などの対象となった人を対象に、医療機関が診療報酬を請求するために提出するレセプトを調べた。 その結果、2005年5月から08年5月にかけて生活習慣病に関連する件数は15%も増加、医療費も10%増加していた。さらに、年間の医療費が2000万円以上となった高額レセプトの8割で、複数の生活習慣病を合併していることも判明した。 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とその予備群の割合をみたところ、女性(16%)に比べ男性(50%)が圧倒的に多かった。 一方、2008年度の特定健診の受診率は36%に、特定保健指導の終了率は15%にとどまった。特に男性では40〜44歳の働き盛りの年代で健診受診率が16%と低いことが浮き彫りになった。 区では、分析結果をふまえ、特定健診・特定保健指導の実施率の向上や、メタボとその予備群の減少に向け検討し、来年度の予算に反映したい考えだ。 2型糖尿病などの生活習慣病は、年齢が高くなるにつれ発症が増えていく。早期発見し治療を開始することが、その後の医療費にも大きく影響する。区では「特に男性はメタボ健診を積極的に受診してほしい」と呼びかけている。 区は、2008年度に比べ2012年度までに、特定健診受診率を65%、特定保健指導終了率を45%に引き上げ、メタボとその予備群を10%減らすことを目標に定めている。 練馬区健康づくり総合計画(練馬区) [Terahata] 日本医療・健康情報研究所 ◀ 前の記事へ 次の記事へ ▶